カフェで読んだ雑誌に連載されていた「億男」は、
宝くじで3億円を当てた一男の30日間のお話。
気になっていたので単行本を読んだ先週は、
お金にまつわる残念な人の話を二つも聞いた。
「お金と幸せの答え」とは何だろう?
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―。ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か?「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?
億と比べると小さな金額の話だけれども、
残念なAさん
定年退社後に非営利団体で経理を担当。
個人的な会食を業務上必要不可欠な接待で
上司も承認しているとスタッフに偽り、
数万円を経費でおとした・・・
そうして、半ボランティア参加の非営利団体で私腹?
どうして、すぐにバレる浅はかな嘘を?
残念なBさん
娘2人の父親でもある40代、
親兄弟の商売を手伝っていたが喧嘩別れ。
その地元で2回強盗に入り数十万円を盗り、
軽傷を負わせていたと逮捕・・・
どうして、強盗?
どうして、地元?親兄弟への復讐??
数万円で信頼を失くし
数十万円で人生を棒に振るなんて・・・。
AさんもBさんも良く知る知人の側にいた方で
挨拶する仲だったので、ショックだった。
Bさん娘さんはじめご家族のお気持ちを考えると
いたたまれない。
お金は大事。
でも、お金で買えないものがある。
そんな当たり前のことを改めて考えた1週間でした。