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インテリア雑誌は、お好きですか?

私は昔北欧を旅した影響か、北欧家具には興味があり、
またファブリック好きでもあるので、インテリアの雑誌は憧れをもって
よく眺めています。
片づける能力とセンスの欠如により、
カオスな部屋に住んでいるのが現実なのですが、
インテリアショップをぶらぶらするのはとっても大好きな時間です。

先日、あるショップで開催された、椅子に関する1時間の講座に参加してきました。
北欧の椅子の紹介と、実際に椅子を購入する際のポイントを
プロが教えてくれるという内容です。

どんな椅子が心地よいのか、何が価格に反映しているのかなど
興味深い話ばかりだったのですが、その中で目からウロコだったのは、
“寛げる椅子とは人それぞれであり、ソファが全てではない”ということ。

私にとってソファこそ寛ぐための必需品だと思っていましたが、
そういえば最近は違っている!ということに、ハタと気づかされたのです。

腰を痛めたせいか、0歳児の相手をするために床で過ごす時間が増えたせいか、
夜は夫がゴロンと横になって占領してしまうせいなのか、
最近の私は殆どソファに座ることがなくなりました。
ダイニングテーブルの椅子からテレビを見ていることが多いなぁ、と。

残念ながら我が家のダイニングテーブル&椅子は
格安で名高いお店で購入したもので、決して心地良い代物とはいえません。
足を下ろしてても組んでてもなーんか高さがあってないというか
姿勢に無理が出るというか…。

今後ダイニングで過ごす時間が増えるとなると、
私用の椅子が欲しい、いや絶対必要だ!!
という思いが湧き起こり、講座終了時には購入を固く決意していました。
(椅子を買う予定なんて全くなかったのに)

その時すでに、私の頭の中には具体的な一つの椅子が思い浮かんでいます。
半年ほど前に某有名百貨店で、店員さんに勧められて試しに座った椅子。
腰をおろした瞬間にボディがホールドされるような心地よさ、
立ち上がる時にもどこにも無理が出ない。
でもびっくりする程値段が高くて、その時は検討の余地は1ミリもなかったあの椅子。
あれだ!あれを絶対に買うのだ!!

せっかく良いお話を聞かせてくれたのに、
そのインテリアショップの椅子でなくてごめんなさい。
日本のメーカーのものだから、北欧さえ関係ない。
でもあの椅子は本当に一生ものになりそうなのです。

まだ買ってないけど、あの椅子が私の生活に登場すると考えるだけで、
なんだか幸せな未来が待ってるわ~とハッピーな気持ちです。
同じデザインでも、座面を木にするかファブリックにするか、
木材の種類なども選べるので、しばらくはその椅子に思いを馳せて楽しめそう。

家具に限らず、一生もので気に入ったものに出会えるというのは幸せなことですね。
こうやって、少しづつお気に入りのものを増やしていきたいと思います。