20150511

この春まで、1人でランチに通うカフェがありました。
寡黙な主1人が全て自分のこだわりで切り盛りし、
混んでくるとちょっと不機嫌(笑)
丁寧に作られたサンドイッチとカフェラテは絶品で
ささくれだった心さえ、常に癒してくれました。

雑誌には様々なカフェ特集があり、
素敵なお店もたくさんあると思います。

でも、私には運命?の店でした。
主が一切の手を抜かず、丹精込めて作ってくれる
料理と珈琲は、とっても美味しかった。
他人が心をこめて作ってくれるありがたさを、
「お店」では初めて感じたように思います。

おいてある本や雑誌も、
読んでみたいものだらけでした。

私としては、辛い時も支えてもらったと、
万感の想いで最後のランチを食べ、
お礼と仕事の都合で通えなくなると伝えると
主ははにかみながら「休日に来て下さい」と。
心がざわざわする休日には必ず行くつもりです。

そして、もし願いが叶うなら、新たな通いやすい場所で、
心のささえになるようなカフェに巡りあいたいです。