美術館などは、国立を筆頭に、都道府県立、市区町村立の
順に充実しているイメージがありました。
それを払拭してくれたのは台東区立の朝倉彫塑館。
5年もの改修工事を経て再開した施設ですが、
10年ぶりに再訪して、改めてすばらしさを実感。
市区町村立の施設は、その地にゆかりのある人や
その地にある建物を利用したものが少なくない。
朝倉彫塑館も、
近代日本を代表する彫刻家・朝倉文夫のアトリエと住居だった
建物で美術館として建物を公開し、代表作等が展示されている。
彫刻のすばらしさは語る言葉が探せないけれど(^_^;)。
氏が自ら設計し、増改築を繰り返した、中庭の池を中心とする
和洋折衷の建物は、細部と全体の両方に打たれるものがある。
高い建物がない谷中の屋上からの360度ひらけた眺めに、
新たにスカイツリーも加わり、魅力が増していた。
ちなみに、施設料金の高さも、
国立を筆頭に、都道府県立、市区町村立(笑)
朝倉彫塑館も500円とお値打ち!
これからどこかにいくときには、
市区町村立の施設をチェックしようと思ったのでした。