魅力的な生き方だなーと思う、
ある人の記事を通してこの本を知り、読んでみました。

『人生を面白くする本物の教養』

まーとにかく耳が痛いというか我が身の教養の無さ、
易きに流れる性格を思い知らされた、恥じ入りたくなるような本でした。

旅をして、たくさん本を読んで、人と会話をすることで
人生はもっと楽しくなる(教養も身につく)という内容です。
本当に仰る通り!もっと若い時に読みたかった!と思うのですが、
若ければここまで胸に刺さらないかもしれないし、
そもそも手に取る気も起こってないかもしれないし、
出会いのタイミングというのもあるかと思います。

「教養」というと、クラシック音楽・有名絵画の作者がわかったり、
名言格言に詳しく、シェークスピアのフレーズが身についていて、
日本文化への造詣も深い。
みたいな“知識”の多さ=教養があるという認識です。

この本によると、教養がある人というのは、
「自分で考える頭」がベースにあるから自発的に知りたくなり、
調べ、自然と知識が身についていくものらしい・・・。

英国の教育に触れている部分もあるのですが、
その考える力を育むやり方には参りました。
それじゃあ日本は全然太刀打ちできない! 
このまま娘を日本で育てていいんだろうか?
くらいのことまで考えてしまいました。
英国移住したタレントの紗栄子さんも、この本読んだのかしら。
英語が学べるとかそういうレベルの話ではなく、衝撃を受けた内容でした。

Google検索で「教養」と入れると、

学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につける
ことによって養われる、心の豊かさ

と出ました。養うのは心・・・しっくり来ます。

すでに40代の私ですが、人生が面白くなるなら、
心が豊かになるなら、努力は続けていきたいです。
仕事して家事してぐったりの毎日でも、
たまにこういう本を読むと淀んだ生活が刺激を受けます。
本は読んでるけど、最近は内向き過ぎたかな。
旅と会話が足りてない。
人と語り合いに外向きにいきたいですね。春だし!