言葉に尽くせない感謝を少しでも伝えたいと
思いあぐねていると、雪のブローチを思い出しました。
紺の古セーターに白い糸で刺された雪の結晶は、
ひとつも同じ模様がなく、バザーに出品されるそうです。
とっても素敵で、いつか作りたいと思っていました。
 
 
松岡享子さんと雪のブローチ(暮しの手帖 91号)

松岡享子さんたちが創設した「東京子ども図書館」は、公的援助を受けることができない私立の図書館です。運営資金は、出版や人材育成などの事業収入に加えて、図書館をご支援くださる方たちの寄付によります。また、松岡さんと有志による手作りの人形や豆絵本などの遊び道具を出品する秋のバザーの売上などでまかなっています。

今回の感謝伝えるには、素敵な品を買うよりも、
プライスレスでよいかもしれません。

但し、私は刺繍はおろか殆ど手芸の経験もありません(^_^;)
とても松岡さんのようには作れそうにないので、
「雪の結晶 刺繍 ブローチ 簡単」などで検索して、
初心者でも刺せそうな刺繍の図案と、
百円ショップのくるみボタンキットを使った方法を発見。
 
 
シンプルな雪の結晶の刺繍
フライステッチとフレンチナッツステッチのみ。
「中学生にも十分できる刺繍です」に励まされ
やってみることにしました。刺繍そのものよりも、
セーターのためチャコペンが上手くつかず、
見当の場所に指さなければならないことが困難でした。
 
 
ダイソーVSセリア くるみボタンキットの比較
「出来栄えにもそんなに変わりがない・・・
ということで1袋に入り数が多く、
型紙も打ち具もすべてセットされていたダイソーに軍配かな♪」
ということでしたが、今回はセーターで厚みがあるため、
セリアで購入し、布のふち5mmくらいをぐるっと仮縫いして
絞ることで、きれいに入れ込むことが出来ました。
 
 
くるみボタンでブローチ(バッジ)
裏側を安全ピンに変えるだけで、
ボタンがブローチ(バッジ)に変身です。
 
  
ちなみに、キットは5個分用だったので、
ボタン用のでっぱりを4個外して、ブローチに、
1個はそのままで、ゴミを付けて、髪飾りにしました。

途中で白の糸がたりなくなり、いそぎ買った刺繍糸セットは
単色ではなく、途中で色が変わるものでした。
これはこれで素敵なので良しとしました。
 
不揃いで曲がったいるところを「味」だと感じてくれて、
使ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。


 
 
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