雪の寒い朝ですね。
何よりも、暖かい家がいい!

でも、ウチのお財布と、環境に負荷をかけないために、
暖房エネルギーをなるべく少なくしたい。
やみくもに断熱を増やして、どのくらい効果があるのか?
そんな迷いの中、具体的に計算した結果を示す本に出会い、
全ての窓を樹脂サッシにし、
南の窓は、Low-Eペアガラス寒冷地タイプにするとともに
夜間&夏対策として断熱ブラインドを設置。

エコ住宅Q1.0 (キューワン) -XBook (ブック) 2012年版 2012年 06月号 [雑誌]エコ住宅Q1.0-X Book
コ住宅Q1.0第4弾では新たな進化を遂げたQ1.0 住宅「Q1.0-X」について詳しく解説。今までの高断熱・高気密という性能の高さはそのまま、Q1.0 住宅の仕様に4 つのグレードを設けた「Q1.0-X」を考案。多様な気候風土を持つ日本で、よりその地域の特性を生かし自然エネルギーを取り入れた省エネルギー住宅を提案し、幅広く建設されることを目標としています。

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「エコ住宅Q1.0-X Book 2012年版」の
 暖房エネルギー削減についてのシュミレーション(東京・練馬)
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・開口部(=窓)の強化が最も効果が高い
・★重要★ 普通のペアガラス>熱損失の少ないLow-Eペアガラス。なぜならば、Low-Eは昼の太陽熱も遮ってしまうから
・Low-Eペア遮熱型にいたっては、暖房費を殆ど削減できない
・日射を取り入れながら部屋の熱を伝えにくい、Low-Eペア高透過型なら42%削減
・更に、夜間は断熱ブラインドをおろせば約半分の削減が可能

・アルミサッシ+ペアガラス 0
・樹脂サッシ+ペアガラス ▲24.0%
・樹脂サッシ+Low-Eペア ▲21.3%
・樹脂サッシ+Low-Eペア遮熱型 ▲2.3%
・樹脂サッシ+Low-Eペア高透過型 ▲41.8%
・樹脂サッシ+Low-Eペア高透過型+断熱ブラインド ▲48.3%

Low-Eペア遮熱型で建替した建築関係の方からも、
「もとの古い家の方が日中は暖かかった。
ただのペアガラスにすればよかった」と聞いたことがあった。

ということで、ウチが採用したのは、
室外アルミ&室内の複合構造サッシと、
南面の窓には、ペアマルチEA寒冷地タイプ (低放射複層ガラス)
窓辺の熱の出入りを蜂の巣構造で防ぐハニカム・サーモスクリーン

お日さまの熱は取り入れ、暖房の暖かさは逃さない。
これらの費用加算分を捻出するための
コスト削減方法は、あとでまとめて報告しますね。
そうそう、おしゃれなカーテンも一切諦めました(^ ^;)

皆さんは、どんな窓辺対策をしていますか?