20130924

 
近所の築40年マンションに数ヶ月仮住まいをしました。
全戸角部屋で風通しよく、日当たり抜群、
短期契約なのに、消音なしのピアノもOKで、
当初考えていたマンションよりも月3万円も安く、
しかも、敷金全額を返金してもらえました。

戦後の日本の住宅供給不足を解決するために作られ、
都市で働く人々のあこがれだったDK付の「コウダン」や、
NHK連ドラ「梅ちゃん先生」の松子姉さんが夫と暮らしていた
「ダンチ」を髣髴させる年代もののマンション。
建築当時は文化的な香りがする人気物件だったに違いない。

でも、新しい賃貸物件がどんどん建つ今、
築40年というだけで、見向きもしない人も多いのかも。。
確かに、コンクリートに小さな浴槽とバランス釜のお風呂は
残念なものの、先に書いたようにメリットもたくさん!

40年前の地主さんのゆとりが随所に感じられ、
「昭和」を感じて、懐かしくほっこりできた。
人気がないため入居条件がゆるく、借主ヨリもありがたい(^ ^;)

当時の「ダンチ」との差別化のためか、
南のベランダに面して2部屋とDKが横並びの贅沢な間取。
無料駐車スペースも使いやすい配置で、広め。
4棟建ちそうな敷地に2棟のみのゆったりとした庭、
この庭にある各戸2畳の物置を2個も使わせてもらい、
レンタル倉庫・トランクルームも借りずに済んで、
仮住まい費用はぐっと下がった。

安くあげて建築費用に回したい、仮住まい先として、
○○のために貯金する、節約賃貸住居として、
築40年マンションは、一考の価値があると思います。