昨年の夏に卵から飼いはじめたメダカは現在20匹。
この春、初めての繁殖期を迎えました。
冬の間はまだ体が小さくて頼りなかったメダカたちも
気候が暖かくなるのと同時に餌をもりもり食べるようになり
だいぶ大きく立派になりました。
とは言え、まだまだ子どもサイズなので
繁殖行動などできるはずがないと思いこんでいたら、
5月半ば、いきなり水槽の中に一匹の稚魚を発見!
慌てて周りのメダカたちを見てみると、
数匹のメスのお腹には小さな卵がゆらゆらと付いています。
そして目を凝らして観察を続けると、
オスとメスがマニュアル通りにちゃんと繁殖行動している…。
子どもだとばっかり思っていたら、
いつの間にか大人になっていたんだ。
私は娘を想う父のような心境になってしまいました(^^;)
でも、その後メダカはじゃんじゃんと卵をうみ続け、
しんみりする間もなく稚魚の救出に追われる毎日。
メダカは産んだ卵や稚魚を食べてしまうので(!)
飼い主が積極的に繁殖をさせたい場合には
産まれた卵を水槽からこまめに取り出し、
別の場所で孵化させ育てなければなりません。
私の場合あまり増えすぎても困るので、水槽内で誕生した
稚魚を発見した時のみ救出して育てることにしています。
しかしながら救出した稚魚は3週間であっという間に30匹。
プリンのカップにサイズ別に分けています。
この稚魚たちが順調に育つと、また大きな水槽が必要です。
息子には「お母さんメダカ屋さんになれば?」
旦那には「庭に池でも掘るか?」と言われました。
繁殖行動は夏の終わりまで続くとのこと。
小さな命が消えて行くのは胸が痛むけれど、
そろそろ自然淘汰の道を選ぶべきかもしれません。
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