__ 1

 

セミの鳴き声もめっきり小さくなり、
スーパーには水着などの夏グッズが叩き売り価格で並び始めました。
暑さはまだまだ厳しいけれど、お盆の頃を境に夏の終わりを感じ始めます。

お盆と言えば、我が家では初めてのお盆を迎えました。
今年の初めに家に仏壇がやってきたのですが、
なにせ私はいま住んでいる土地の風習もよく知らないし
仏壇のあしらいもわかりません。
そこで、とりあえず実家の仏壇を思い出して
動物に模したナスとキュウリを飾ることにしました。

しかし作り方もその意味もわからないので調べてみると、
このナスとキュウリは「精霊馬」と呼ばれ、
故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための
乗り物に見立てられているそうです。
キュウリは足の速い馬で「あの世から早く家に戻ってくるように」
ナスは歩みの遅い牛で「あの世に帰るのが少しでも遅くなるように」
との願いが込められているとのこと。
故人への思いがこんな形で表されているとはちょっと感動です..。

私も思いを込めて作ってみたのですが、
どうも間抜けな感じになってしまいました(^^);

静岡にある実家に帰省すると、仏壇には母が作ったナスの牛がありました。
さすが、私と違って完成度が高い!
葉っぱで作った可愛らしい耳と、
牛に水を飲ませる心配りに母の年季を感じます。

__ 2

 

コメントは>>こちらへ