久しぶりに温泉旅館に泊まりました。
山里のひなびた温泉地にある小さな宿で、
大正ロマンを思わせる建物とお風呂、素朴で美味しい料理、
しかもリーズナブルとあって、
我が家がリピートする数少ない宿のひとつになっています。
近所にはこれといった観光地もなく、
することといったら宿のわきを流れる川沿いの散歩くらい。
なので散歩のあとは宿の部屋から窓越しの木々を眺め、
川のせせらぎを聞きながらボーっと過ごします。
そして温泉につかり、またひたすらボーっとします。
何もしないことの贅沢さを感じる時間…夢のよう…、
こんな気分が味わえる日本の文化に感謝です。
日本文化といえば、今年はTVで外国人が日本のよさについて
語るシーンを気味が悪いほど頻繁に見かけました。
海外の人が日本人や日本文化について褒めてくれるのは
決して悪い気はしないのですが、
そういった番組の多さにちょっと違和感を感じています。
ともあれ、温泉旅館はいいもんです。
翌日、帰り道の途中で神社に立ち寄り、
今年最後のおみくじで息子は久々の大吉を引き当てました。
そしてその夜には「ふたご座流星群」を寒さに震えながら観察し、
それはそれは見事な流れ星を見ることができました。
私は願い事をするのをすっかり忘れていたのですが、
息子は「お年玉がたくさんもらえますように」と呟いたようです。
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