先日、母に家計簿の購入を頼まれ本屋で選んでいると、「大人の塗り絵」コーナーを発見。その緻密でかわいいイラストに、ぐっと心をつかまれてしまいました。
塗り絵が大人にも流行っているということをなんとなく耳にしていたものの、それは老人が認知症予防のためにやっている、『和柄』のイメージでした。しかし、今回見たのは高級なプリント生地のような、ボタニカルアートとも言うような美しいデザイン。かわいい~♪と、女子な心がときめきました。
気づけば、塗り絵コーナーにとどまらず、レジの裏にも何種類もの塗り絵がディスプレイされ、今やかなりの人気商品になっていることがうかがえます。
“大人の塗り絵”で検索すると、ブームの火付け役はフランス女性であるらしく、脳の老化防止という効果だけでなく、ストレス解消やセラピーの効果まであるらしいです。
なんと、エルメスまで塗り絵本を販売しています。
(あの洗練されたスカーフの柄を、自分なりにカラーリングしていくのは、センスに自信がなければできなそうだけど・・・)
自分であんなにアートなイラストを描くことはできないけれど、塗って仕上げることで自分が完成させたという満足感を得ることができる。
そこが人気のポイントかと私的には思います。
すぐさまどれか本を買おうと思ったのですが、とっても素敵なデザインがたくさんあってその場では選びきれませんでした。
とりあえず、家に帰って色鉛筆を探してみたところ、立派なのがありました。水で塗らすと水彩画風になるという優れものまであった。いつか素敵なイラストを描いてみたいわ~と思って買ってあったのが、収納ボックスの奥深くで何年も眠っていました。今こそ活躍の時。
これを機会に、少しでもアートに触れる一年になればいいなぁと思っています。