「オープンガーデン ご自由にご覧ください」
ご近所を自転車で走っていたら小さな看板を発見。
見頃の紫陽花に惹かれ踵を返して、堪能しました。
個人の丹精こめた庭を一定期間、一般の人に公開して
交流するという活動は、とても素敵です♪
オープンガーデンは、
ガーデニングが盛んな国イギリスにおいて、
看護士協会への資金援助のため、庭園オーナーたちに
呼びかけてそれぞれの庭園を解放したパーティなどの
チャリティー活動から始まったといわれています。
1927年にNGS(ナショナル・ガーデン・スキーム)が創立され、
公開される庭園の詳細を記載したガイドブック「Gardens
of England and Wales」が生まれ、毎年3月に発行されます。
この愛称「イエローブック」には、庭の特徴や連絡先、
公開日、入場料金、お茶などのサービスの有無などの掲載が
あり、人々はお目当ての庭園を訪ね歩いて楽しみ、
そして感謝の意味の募金を行っているそうです。
日本では、1990年前後に始まったといわれ、
90年代末頃からは各地にオープンガーデン組織が作られています。
行政の関与度や、チャリティーの度合い、庭情報の公開状況などは
各組織によって様々です。こちらに全国の一覧がありました。
全国最初の行政主導オープンガーデンは、長野県小布施町。
2000(平成12)年に38軒のお宅が参加して始まり、今や約130軒!
素晴らしいですね。
尚、私がお邪魔したお宅は地域や組織で行っているのではなく、
一個人による善意の開放でした。ありがとうございました!