20160711

東京はお盆を迎えます。
生まれ変わるならお墓にいるの?との質問に目から鱗。
入り混じっている死後の世界観を調べてみました。
結論から言うと、日本の仏教は様々あって難しい。
キリスト教やイスラム教は「天国」と明快。

クリスマス(キリスト生誕)をケーキで祝い、
年末にお墓参り(仏教的な祖先礼拝)をして、
お正月に初詣(神道)をかかさない、
受容的日本人の一人である私は、
天国と輪廻転生の矛盾に気が付きませんでした(^_^;)

ざ~っくり書くと、
キリスト教は、悔い改めれば天国、罪があるものは地獄。
イスラム教も、似ています。

もともとの仏教には死後の世界は存在しません。
輪廻転生、死後も何かに生まれ変わり
再びこの世界に戻ってくると信じられています。

日本の仏教は、
儒教の影響がある中国仏教がもとになり、
日本古来の祖霊崇拝の風習や神道的な要素も加わり変化。
更に、宗派によって、様々な考え方があるようです。
例えば、浄土宗のように、浄土=天国をとく宗派もあれば、
禅宗は、悟ると解脱して輪廻の輪からはずれる。

ということで、凡人の私は、
亡き人が輪廻転生していても所在がわからないので、
亡き人を忍ぶ拠点のお墓に行ってきます。

ちなみに、私自身の死後は興味がありません(^_^;)
「今」を生きていきたいです。