20161024

庭のジューンベリーを通り過ぎたら、腕に痛みが走りました。
折れた枝が鋭かったのかもと、のんきに構えていたら、
痛みは強まり、みるみるうちに腫れて驚きました。
犯人探しに樹に戻るとイラガの幼虫が葉裏に2、30匹もびっしり。
続いて猛烈な痒みに襲われましたが、アロエに助けられました。

田舎育ちの私ですが、肌が強かったのか、
幸運だったのか、毛虫にさされて腫れたことはなく、
人生はじめての経験でした。

イラガの幼虫はライムのような鮮やかな緑色や薄茶色、
ウミウシのような概観で、多くの棘を持っています。
敵を感知すると全身の棘の先から毒液を一斉に分泌!
「デンキムシ(電気虫)」とも言われるように、
刺激はかなり強く、皮膚に水疱状の炎症を生じたり、
鋭い痛みは1時間程度、かゆみは1週間程度続くこともあります。

甘く見ずに、もっと丁寧に流水で洗い、最初から、
庭に茂るアロエを貼っておけば、ひどくならなかったのに・・。

夜中に痒みで起きてしまってから、慌ててアロエ療法。
アロエの両端を切り落とし、水平に切って、
ぬめぬめした面を肌につけて、テープで貼ります。
写真はだいぶよくなってからなので、小さなアロエです。
アロエ効果で、はれとかゆみが徐々に弱まっていきました。

そういえば、この夏は、腕がかゆくなり皮膚科へいくと、
医師に「日焼け止めを塗るように」と言い渡され、
「今までどんなに焼けても大丈夫でした」と言ってみると、
「今まで大丈夫でも、大丈夫じゃなくなる年齢ですね」と
一刀両断、肩を落として帰ったことを想い出しました。

そもそも、私は、我が身に無頓着過ぎ。
心して労わっていかねばオオゴトになる、と
自分に言い聞かせた事件でした(笑)