先日、誕生日を迎えました。
夫は出張、母は旅行、祝ってくれる友人もいないので(哀)、子どもを一時保育に預けて、ひとりでゆっくり過ごすことにしました。
さて、この贅沢な時間、いったい何をしよう?
全身アロママッサージ&美容院、
行ったことのない美術館で鑑賞&ミュージアムランチ、
ちょっと遠いドッグランまで犬とお出かけドライブ、
はたまたスーパー銭湯に一日沈むか。
都内に住んでいると、選択肢が多様にあることは嬉しいことです。
いろいろ組み合わせて考えた結果・・・普通に映画をみることに決定しました。
おじいさんピアニストのドキュメンタリー。淡々と静かに語るだけでなんの盛り上がりもありませんが、メッセージが心にしみいるとっても素敵な映画でした。
普段は会員になっている大型シネコンにばかり行っていますが、こういう単館系というんでしょうか、じんわりと味わうような映画を見たことで、誕生日が非常に満足度の高い一日となりました。
※映画の後は、天ぷら、マッサージ、カフェなどを詰め込みました
単に「面白かった。楽しい時間をありがとう」という映画もいいですが、後々まで思い返して「いい映画だった。あのセリフがグッときた」と、人に伝えたくなるようなものを、これからは多く見ていきたいな~
と深く感じ入ったのです。
これを契機に、とにかくたくさん映画が観たい!という若かりし日の情熱が沸き上がりました。その後、『シン・ゴジラ』『君の名は。』『ジェイソン・ボーン』と(「心に響く映画がみたい」というのは横に置いといて)、映画鑑賞を楽しむ秋となっています。
鑑賞記録をつけられる「フィルマークス」というアプリも初めて存在を知り、さっそくインストール。しばらくは、ちょっと時間があれば映画!という生活になりそう。
そして忘れてならないのはコーヒーの存在。
残念ながら、映画館のコーヒーはたいてい美味しくないですね? 家でコーヒーを飲みながら静かに映画を見たり、映画後にカフェでコーヒーを飲む。するとその日が、愛すべき味わい深い一日に生まれ変わる。
映画とコーヒーというのはとても相性が良くて、私の人生を充たしてくれるものだと今さらながら実感しています。