毎年、田舎から次から次へと届くみかん。
茶畑の脇で完全無農薬で育ったみかんは
スーパーではちょっとお目にかかれない、
見た目は不細工だけど
美味しさがギュッと詰まった野趣あふれる味です。
そのままで食べても贅沢にジュースにして飲んでも
最高に美味しいのですが、
今回はちょっと目先を変えてゼリーにしてみました。

日頃お世話になっているレシピサイトなどを
参考にしながら試行錯誤を繰り返し、
4回目くらいでようやく理想の味にたどり着きました。

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  濾した果汁 300cc(みかん約6個分)
  水     200cc
  砂糖    大さじ2
  はちみつ  大さじ1弱
  粉寒天   小さじ1

  ※果汁は粗目の濾し器やザルで濾す
  ※はちみつは味が濃厚なものなら控えめに
  ※出来上がりは小さな容器6個分くらい

  果汁以外の材料を鍋に入れて沸騰したら弱火で2分。
  粗熱が取れたら果汁と合わせて器にわけて冷やす、だけ。
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ゼラチンでも試したけれど、私はプルンという仕上がりよりも
スプーンがすっと入り喉越しがいい寒天の方が好みです。
果汁の割合はみかんの味によって増やしてもよいですが、
100%に近ければ美味しいという訳ではないようです。

ゼリー好きの私にはコーヒーゼリーやミルクかんなど
市販のものよりも格段に美味しいマイレシピがあります。
大切なのは材料の分量や作り方だけでなく、
冷やし固める器にも最良の形があるように思えます。

このみかんゼリーは薄手で平たい器に
なみなみと注いで固めるのが一番美味しい。
たかがゼリー、されどゼリー、
シンプルなメニューほど奥が深いのかもしれません。

ちなみに、果汁を濾したときに余った果肉は
グラスに入れてはちみつを少し混ぜ、
そこに赤ワインをたっぷり注いで頂きます(^o^)

夕食のあとはコタツでひんやりみかんゼリー。
我が家の冬の定番になりそうです。
よろしかったらぜひお試しを。