夏も後半、セミの声もだんだん聞こえなくなってきました。
いつものようにちょっぴり寂しい気分になりつつあります。
さて、私は1か月ほど前から喉に違和感があるのですが診察しても異常はなく、精神的なものからくる神経症状と診断されてしまいました。違和感があることによって喉が異常に気になり、気にすることによって益々違和感が増す悪循環。医師からは喉に意識が集中しないようになるべく他のことに目を向けて忙しくすることが良い、とアドバイスを受けました。そこで、ボーっと余計なことを考えてしまう時間を極力減らそうと朝から積極的に動き回るように心掛けています。
そんな時、息子が通う小学校のお便りの中に「PTA卓球部」の勧誘記事を発見。これだっ!と入部を即決しました。医師からも「スポーツをしながら哲学を考える人はいない」と無心になれるスポーツをすることを強く勧められていたんです。
今まで卓球と言えば温泉卓球程度でまったくの未経験。最近の卓球ブームにも関心はなくルールも知らない。イメージは(失礼だけど)体育館の隅でひたすら素振りをする地味な卓球部。現在に至るまで私には一切無縁のスポーツです。でもこの歳から始めるには無理がなくて最適だし、体力はないけど反射神経には自信のある私にはピッタリかも。それにPTA卓球部なら月謝もかからない(笑)。
活動は週2回、自由参加でゆる~い感じ。部員は15名程度いるようですが実際に出席するのは5名ほどです。高齢出産だった私はきっと最年長だろうなぁ…と気が重かったのですが、実際に参加してみると部員の中で小学校に子どもが在籍しているのはたった2名だけでその他は子どもが卒業して何年も経つ母親たち。だから私などは未経験で下っ端だし、歳も若い部類に入る。こんな状況は久しぶりでとても居心地がよいです。
肝心の卓球ですが、先輩方に丁寧に教えて頂きながら少しずつ少しずつ球を返すことができるようになってきました。初心者用の2000円ほどのラケットを購入し、正しいフォームを身に着けるために家でも素振りをしています。その昔、心の底でバカにしていた卓球部のみなさんをリスペクトしながら練習に励んでいます。