毎週日曜日の夕方は車に息子を乗せて名古屋港近くの金城ふ頭という場所に通っています。所属するフットサルチームの練習があるからです。海沿いにある高速道路のわきには工場地帯が広がっていて、いわゆる工場萌えの風景の中を毎週つっ走るのです。昨日この風景を眺めていたら今年我が家に起こったことをつらつらと思い出しました。
2017年を総括すると、
勉強はさておきスポーツで大躍進を遂げた息子。
趣味の世界で一心不乱に邁進する旦那。
一方、見えない敵に怯えて後ずさりした私。
今年は家族の中で私だけが前に進めなかった気がする。
年明けの喉の不調から始まり、検査に次ぐ検査、からの入院。退院後も通院を重ねてかなりの時間を無駄にしたし医療費もたくさん使った。滅入ることが多くて周りの人たちにも本当に迷惑をかけてしまった。考えてみれば、見えない敵と戦わずして負けた感じ。
結局、元気に年末を迎えることができたので励まし続けてくれた人たちと医療には感謝感謝なんだけど、過去を振り返ってもこんなにマイナスイメージの強い年は珍しい(涙)。でも実はプラスになったことがあるんです。それは私の体重。心身ともに絶不調だった5月頃に比べるとなんと6キロ増。
医者も心配するほどの痩せだった私は一念発起。たくさん食べても太れない原因は吸収効率の悪さにあると想定し、食べる量は増やさずにとにかくよく噛む。そして酵素や乳酸菌を含むヨーグルトやチーズなどの発酵食品を朝昼晩チビチビと食べること3ヶ月。気がつくと胃腸の働きが格段に良くなり、その頃から徐々に体重が増え始めたのです。三日坊主の私が飽きもせずに続けたことが成功を導いたと自画自賛しているのですが、まっ、それほど痩せは私にとって深刻な状況だったということです。
今ではまぶたのくぼみは無くなり、浮き出ていた肋骨と腰骨は肉に覆われて少しは健康的な見た目になりました。目標体重まではまだ数キロあるけど、食べる量は以前の3割増しになっているから達成する日はそう遠くではなさそうです。
2018年は健康的な体を食とヨガと卓球で維持しつつ、今年できなかった分を取り戻すべく精力的に動き、淀んだ殻を打ち破って少しでも前に進むつもりです。