第一次見積が出揃うと、金額がほぼ同じなことに驚いた。
ハウスメーカーは仕様が決まっているものが多く詳細見積、
自由度が高い工務店は幅がある見積ではあったが、
だいたい同じような金額になることが予想された。

その中で、実は有力候補であった2社が落選。
首都圏限定のハウスメーカーは、断熱に弱かった。
規格化を打ち出している工務店は、天井の低さが気になった。

あとの4社からどう決めるのか?

各社で異なっている点で特に気になったのは、暖房方法。
・ハウスメーカーA:一般的な床暖房(ガスor電気)
・ハウスメーカーB:工夫のある床暖房(電気)
・工務店C:OMソーラー(太陽の熱を屋根から取り込んで床から室内を暖める)+エアコン
・工務店D:床下エアコン暖房はじめ如何なる暖房にも挑戦可能

私は基礎断熱にして床下にエアコンを設置し、
暖房も冷房も床からほんわり、にはかなり興味があった。
しかしながら、施工そのものや効果に保証はなく、
運用する側のノウハウが必要なことが気にかかった。。

OMソーラーは晴天時は申し分ないけれど、
天気の悪い日や夜間は嫌いなエアコンを使う羽目になる。。

工夫のある床暖房はバランスのとれたいい方法だけれど、
オール電化にすることを前提にしていることがひっかかる。。

一般的な床暖房はランニングコストが高い。。

と、
思いあぐねている中、ヒートポンプ床暖房に傾いていった。

また、この頃、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
(要は、今まで以上の省エネ仕様の住宅をつくり、
太陽光などで自宅で作ったエネルギー量で暮らせる家)
の助成金、最高300万円(今年度は350万)を、工務店Dに教えてもらった。
ウチはそもそも省エネ仕様ゆえメリットが大きいと言う。

20130527

早速各社になげかけてみると、
・ハウスメーカーA:会社として取り込む予定なので、対応可能
・ハウスメーカーB:対応不可
・工務店C:詳細がわかるまで社の意向は保留
・工務店D:積極的に取り組む

こんなやりとりをする中、ウチの様々な疑問や要望に、
常に誠実に回答をしてくれようとする、
ハウスメーカーAのKさんへの好意が大きくなっていった。