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寝苦しい夏の夜を、冷房ナシで過ごすため、
夕方からの家中の風通しをよくしたい!
ブラインドシャッターに加えて、
夜間の卓越風をキャッチすればいいと学んだ。
卓越風(たくえつふう)とは、ある一地方で、ある特定の期間
(季節・年)に吹く、最も頻度が多い風向の風。

そもそも、ウチは、夏の夜、風がどう吹くのか?
気象庁 > 気象統計情報 > 過去の気象データ検索 に答えはあった。
ウチは隣家が迫っている北西がキーらしい。

尚、気象庁よりも、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構
(IBEC)の「蒸暑地版 自立循環型住宅への設計ガイドライン
3.1自然風の利用・制御 気象データの公開」の方が
まとまっていて、わかりやすかった。

今まではこの隣家が迫った壁面の引違い窓からは
あまり風はなかった。どうすればいいのか?
「外開き窓」に種類を変え、開きを北西にむければ改善できる!

今までは引違い窓。
最も一般的に使われている横引き窓の一種。家と家の間を風が通り抜けてしまうことが多く、せっかくの風がなかなか家に入ってこない。また、ガラス面積が大きく開閉面積が大きく隙間が生じ易い。断熱・遮熱性能からすると厳しい点もありますが、最近は改良が進み断熱性能が向上させたサッシがある。

今度は外開き窓。
左右どちらか軸にして一方に開く窓。家の外に突き出す形となるため、風の流れを変えて、家に取り込むことができる。通風・採光に有効なうえ気密性もよい為、横幅が狭い窓に重用されている。片開きと両開きがある。標準品が片開きだったため、北西に向きに指定した。

効果はいかに?
前よりも風がはいってくる「気」がする(^ ^;)
7月、8月に大いに期待♪