20140922

秋のお彼岸にかかせない御萩(おはぎ)。
牡丹餅(ぼたもち)との違いは何でしょう?
いろいろな説があるようですが、
秋は萩の花にちなみ「おはぎ」
とれたての小豆が使えるので皮ごと使った粒あん。
春は牡丹の花にちなみ「ぼたもち」でこしあん。

週末のスーパーのチラシには、
おはぎとぼたもちの両方の文字が躍っていました(^_^;)

身近な例では、
私の実家では、春秋問わず「ぼたもち」と呼び、
常に粒あんで作っていました。
秋はおはぎ、春はぼたもちと言いわけるものの、
必ず粒あんとこしあんの両方を作る親戚もいます。
面白いですね~。

今回のお彼岸は、粒あんとこしあんの手作りの
おはぎをいただき、両方を堪能しました。
昔は上品なこしあんが好きでしたが、
今は粒あんの方が味わい深くて好きです。
ご馳走さまでした!

さて、仏教では、
生死の海を渡って到達する悟りの世界は「彼岸」、
私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界は「此岸(しがん)」。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、
先祖供養をするようになったそうです。

彼岸の善行・悪行は共に過大な果報があるそうなので、
悪事を止め、善事に精進したいですね♪