自治体の広報誌に、公共施設での「お茶会」発見。
先着順、初心者歓迎、白い靴下のみ、一人400円と
気楽に参加できる印象を持ちました。
久しぶりに、たてていただく抹茶・お薄を
飲みたいと、ふらっと一人で参加してみました。
服装は、
お着物の方も、普段着の方もいました。
本来は持参した足袋にはきかえるものだそうですが、
私は唯一必須の白い靴下を最初からはいていき、
足をくずしても目立たない長いフレアスカート。
アクセサリー・香水はいつもつけていないのでOK。
持ち物は、
扇子・懐紙・菓子切を持っていくものらしいのですが、
「白い靴下」のみを真に受けて、手ぶらでした。
ところが、一緒に席に入った15人中、
なんと私以外の方は皆持参していました。。
お菓子をとれない私には、スグに懐紙と楊枝が(^_^;)
受付で、
400円を支払って、控室でしばらく待機していると
次々と老若男女がやってきました。
素養のある雰囲気のある方が殆どで、もしや場違い!?
席入りは、
案内にしたがって、皆さんは扇子・懐紙・菓子切を手に、
私は手ぶらで、こわごわ最後に入りました。
茶釜にもっとも近い席は正客という偉いお客様が座り、
本来は亭主とお道具についてのお話するようですが、
初心者だけれども唯一の男性が座りました。
練切の和菓子は、
青い紅葉を形作った、美味なお菓子でした。
亭主のながれるようなお点前でいれたお薄は、
正客と次客のみへ。その他の方には、
奥で既にいれたお薄が配られました。
私には夏用の平べったい撫子のお茶碗に、
ふっくらとたてられた美味なお抹茶。美味しい!
お点前のあとは、棗(お抹茶入れ)や茶杓を拝見。
質問できる素養もないけれど、きれいなお道具でした。
これにて、大和撫子体験も無事終了。
しびれて立てなくなる恥ずかしい事態にはならずに、
美味な和菓子とお茶を堪能できて、大満足。
また広報に目を光らせて発見したら、
今度は一夜漬けでも「入門」を読んでから、
参加したいと思います。