20150914


遠視気味の強い目で視界には苦労せずにきましたが、
最近スマホの小さな文字が見え辛くなりました(^_^;)
近眼とどう違うのか? 対策はあるのか?
よい機会なので、調べてみました。

私たちが物を見る時には、距離によって
毛様体筋という筋肉が、水晶体(レンズの役割)の厚みを変えながら
網膜上(フィルムの役割)にピントを合わせて見ている!

老眼と近視はどのような違い?
若い時には、近くを見るのに水晶体をスムーズに厚くし
自然に網膜上にピントを合わせることができる。
しかし、加齢によって水晶体の弾力性がなくなり、
毛様体筋の柔軟性も衰えるために、近くを見たくても、
水晶体を厚くすることができなくなり見え辛いのが「老眼」。

一方、近視とは、遠くが見えにくくなる症状で二つの原因に起因。

1)屈折性近視
読書やパソコン、ゲームなどの生活習慣が主な原因で
近くを見続けた結果、毛様体筋が緊張した状態で固定し
水晶体が厚いため、網膜の手前でピントが合ってしまう

2)軸性近視
眼軸(角膜から網膜までの目の奥行き)が長すぎて、
網膜の手前でピントが合ってしまう

つまり、老眼と近視の原因の違いは
老眼は老化現象による「調節異常」で、
近視は主に光の「屈折異常」。
老眼は遠くは見えやすく、近くが見えにくい
近視は近くは見えやすく、遠くがぼやけて見えにくい

老眼予防しては、
・遠く&近くを眺める:電車にのったら手元と遠くを交互に見るなど
・目を開く&閉じる:目をぎゅっと閉じる、閉じた目を大きく開き2秒キープ
・顔を動かさず、眼球だけ3回大きく回す
・眼に入る紫外線の量を減らす:UVカットサングラスなど
・抗酸化作用のある栄養素を摂取:ルテイン(緑黄色野菜など)、アスタキサンチン(サケやイクラ、カニ、エビなど)、ビタミンB1(豚肉、うなぎ、玄米など)
・ビタミンCを摂取(赤ピーマンや黄ピーマン、パセリなどの野菜やキウイやグレープフルーツなど)

読書の楽しみを持ち続けるためにも、
視力のキープは何よりの願いで、対策をがんばりたい♪