kansatsu

桜満開! 暖かくなってきました。
犬の散歩が苦にならない、心地よい陽気♪
左手でベビーカーを押し、右手で犬のリードを持つのが最近の散歩スタイルです。
先日、いつものように散歩に出たところ、飼い主なく一人(一匹)で歩いているワンコを発見。リードもつけていない様子だったので、少し小走りで後を追ってみました。白と茶の斑、キャバリアのようです。

追いついて近づいてみると、とても人懐こく尻尾を振ってくる。なでられるのが嬉しそう。うちの犬に吠えることも興奮することもない大人しい良い子。犬鑑札(マイナンバーのように各犬に割り振られる番号)を首輪に付けているので、きちんとした飼い主さんの家の子だと思いました。

しかし、両目とも中央が真っ白で、白内障のようでした。もしかしたら目が見えないまま道路をちょろちょろと歩いていたのかもしれない。。。
かわいそうで放っておけず、しかし余分なリードは持っていないし、その時に限って携帯電話も持っておらず。ベビーカーを押しながらワンコを抱っこして交番まで500メートル以上の道のりを歩くのは無理…

そこで、近くにあった、とある会社に頼むことにしました。
対応してくれた方々に事情を話すと、交番への連絡を快く引き受けてくださいました。犬にも慣れてらっしゃる様子だったので、安心してお任せしちゃいました。

しかしながら、家に帰ってから迷い犬保護の対応方法をネット検索してみたところ、簡単に人任せにしてしまって良い話ではなかったようで・・・

警察官によっては、預かることも拒否(放っておけと言う)するそうです。善意あるというか通常の対応は、数日交番なり警察所で預かり、飼い主が見つからない場合は保健所、という流れだそうです(迷い犬は「遺失物」にあたるので、警察が対応するのが正しいはず)。

もし交番で預かれないと言われた場合は、自分で保健所・警察に連絡し、飼い主を探す必要があります。愛犬家で、自宅に迷い犬を受け入れる余裕があればそれもできるけれど、普通はなかなか難しいですよね、そんなこと…

今回のワンコはきちんと鑑札を付けていたので、飼い主はすぐに判明するはず。
そして最寄りの交番の警察官は預かってくれた実績ありなので(人から聞いたことがある)、きっと助けてくれてると思います(そう思いたい!)。

明日は、ワンコがその後どうなったか、預かってくれた会社に聞きに行ってきます。

ネット上には、「自分で保護する覚悟がないなら、警察に連れて行くだけなんて偽善に等しい」という意見がありました。私はそんなこと全然思いませんが、迷い犬が様々な方に迷惑をかけるのは確実なので、飼い主として本当気を付けないと!と気持ちを引き締め直す出来事でした。