クレヨンで描いた魚の絵を、スクリーンの水族館に泳がす
「お絵かき水族館」は知っていましたが、
それをデジタルアートと呼ぶのだと、この夏知りました(^_^;)
「見る」だけではなく、「一部になる」ことを楽しめる
アートの空間に、日本はすごい!と感動しました。
きっかけは、NHK「プロフェッショナル」の
デジタルクリエイター・猪子寿之氏でした。
「実際の森には生態系があるけど、森は広大すぎて、時間軸も長すぎるから、生態系を感じる瞬間もないよね。20年ぐらい森の中にいたら、“生態系の神秘”を感じられると思うんだけど、3時間ぐらい森に行っても、なにも感じられないでしょ」。現実の森に行っても、教科書や図鑑をひらいても、感じられないことがある。猪子は、デジタルアートだからこそできる、生態系の表現がきっとあると考えていた。
残念ながら、紹介された作品はシンガポールだったので、
日本で、猪子氏が率いるチームラボを見れないかと調べたら、
お台場の「DMM.プラネッツ Art by teamLab」でした。
私が熱く語るので、ついでがあった家族がよったところ、
「行った人でないとわからない感動がある。
絶対に行くべき」と私以上に熱く語ったのです。
双方向に動く光の彫刻の集合体や、
人にぶつかると花となって散る鯉の水面アートなど、
確かに言葉では現しきれない、美しい世界が圧巻でした。
この巨大アートが一夏だけなんて、とっても残念です。
デジタルアートは、美術館や水族館はじめ、
期間限定イベントとして展示されることが多いようです。
常に進化する最新作を、イベント毎に楽しめると
考えた方がいいのかもしれません。
チームラボの最新作は、
年明けまで開催する、六本木の森美術館「宇宙と芸術展」の
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、
そして衝突して咲いていく – Light in Space」
プログラムで制御され、その場で空間の中を飛び回る八咫烏が、
鑑賞者に当たるとその場で「花」になって散ってしまう世界に
入りに、是非行かなくては!
ちなみに、お台場の巨大アートは、おそらくと~っても
お金がかかっているので、スポンサーDMMに大いに感謝。
久しぶりに、広告の意義と恩恵を感じた夏でした(笑)