高齢者による交通事故が相次いでいます。
心ならずも命を奪ってしまった痛ましい事故もあります。。
地方に暮らす高齢の親にとっては、正に「足」であり、
望ましい免許返納は、現実的に無理があります。そこで、
自動ブレーキを持つ軽自動車の買換プロジェクト発動!

警視庁の「高齢運転者が関与した交通事故発生状況(平成26年中)」
によると、交通事故の総件数は減少する一方で、高齢者が関与する
割合は年々増加し、20%を上回ってきました。
安全不確認(30.9%)、交差点安全進行(18.3%)、
前方不注意(10.8%)など、老齢化に伴う注意力の衰えです。

高齢ドライバー自身のケガや命に加えて、
人生の終盤に他人様のケガが命を損なう可能性は、本当に恐ろしい。

母は一生無免許、
父は利便性の良いところに引越した時点で廃車にしました。

義父母はそれぞれに車を持って運転する安全ドライバーでしたが、
80歳をむかえ、不安な要素が増えてきました。
でも、田舎では、買い物や通院で車が生活に欠かせません。
無理やり返納させると、引きこもって別の心配が出てきます。

そこで、自動ブレーキをはじめとした先進安全技術搭載の車!
ブレーキとアクセルの踏み間違い防止装置、
センサーが歩行者や先行車などの様々な障害物を捉え、
注意を促してくれる衝突警報機能、車線逸脱警報機能など、
技術の進化に目を見張ります。

このような車への買換えが進めば良いけれど、
既存の車に後付けできるお安い装備ができたら一番です。

ちなみに、ウチの高齢ドライバー、
もったいない世代に、車の買換えを納得させるには至難の技でした。
長男・長女からの重ねての理屈は通じず、孫が泣いても陥落せず、
誕生日に現金書留で車代を送るというサプライズ感動作戦で
ようやく、買い換えることになりました(^_^;)