10年後に建替えるつもりで買った「傾いた古家」は、
あくまでも土地のおまけ、建物評価ゼロ(^ ^;)
でも、少し手を入れて12年間もお世話になった。
建替する家の概要を決めるために、古家への思いを整理。
よかったこと
・全体的に窓が多く、明るく、風が通る
・特に南面の窓は大きく、冬でも日中は暖かい
・軒が出ているので雨を気にせず、洗濯物を干せ窓を開けられる
・1Fは引戸を開けると、和室・リビング・DKが一体化して気持ちいい
・洗面所とキッチンが隣りあわせで、家事がしやすい
不満だったこと
・冬はトイレに行くのに勇気がいるほど、家中が寒い
・夏は細かく分かれている2F居室が暑い
・比較的涼しい1Fも窓を開けて寝るのは無用心で出来ない
・一番日当たりと風通しがよい場所に、殆ど使わない和室がある
毎年冬になると、あまりの寒さに
「藁葺き屋根の家ほど古くないけれど、
もしかしたらそれよりも寒いかも・・・」と建替の話が出て、
暖かくなると、立ち消えになっていったことを思えば、
古家は「夏を旨にすべし」に則した家と言えるかもしれない(笑)
しかし、気温0度の真冬に暖房に要するエネルギーと、
気温30度の真夏に冷房に要するエネルギーを比べると、
圧倒的に暖房の方がエネルギーを要することは、
気温差から、明らかだ!
ということで、
ウチの最重要事項は「暖かい家」となった。