秋ってよりも、もう冬の気配が濃いこの頃ですね。
現在は、10月27日~11月9日の読書週間の真っ最中。
大きな本屋さんで好みの本を物色して、カフェで読書に没頭するのが、私の大好きな過ごし方です。昨日は、友人から借りた『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤)を読み切って、大満足。直木賞をとった同じ作者の『下町ロケット』よりも、すっごく面白くて好きでした(『下町ロケット』もとても面白いです、念のため)。
その後、現在上映中の『最強のふたり』を鑑賞し(これもまた笑えて温かくてホロリとさせられる素敵な映画!)、文化の日(正確に言うと文化の日の翌日)らしい充実の1日でございました。
上の写真は、小説『ブラックアウト』。
ヨーロッパで起こった、大停電を引き起こしたテロのお話です。福島の事故もヒントになっていて、電気が完全に止まると都市ではどんなことが起こるのかが描かれており、そのリアリティーはかなり恐ろしいです。私は311の後、制限的な停電しか経験していないので、この話には自分の甘さを見せつけられたようで、衝撃的でした。
また、テロを引き起こす装置として「スマートメーター」という各家庭に置かれている端末?のようなものが登場します。この「スマートメーター」が、日本でも導入が検討されているとニュースで見ました。多機能な装置であるらしいのですが、なんだか怖いなーと思ってしまいます。
夫に「面白かったよ。読むべき!」と勧めたのですが、海外小説は苦手ということで、まったく相手にしてもらえませんでした。
ちなみに夫は最近、いかにもサラリーマン!って感じの、高杉良さんとか読んでました。(私は「おっさんくせーな(笑)」と思い、やはり食指が動きません)
ということで、夫婦では好みの本を勧めあったりすることが、最近とんとなくなりました。
そういえば、友達とも本の話なんて最近全然していません。
どんどん知らない作家の本を読んでいきたいので、最近面白かった本があったら、ぜひぜひ!教えてください。