今年もクリスマスがやってきました。
我が家には気分を盛り上げるような大きなクリスマスツリーはなく、
卓上の小さな小さなツリーと知人からいただいた素朴なリースで
かなり地味にクリスマスを祝っています。
先日、久しぶりに街に出掛けたらデパートにゴージャスな巨大ツリー
があって思わず興奮してしまいました。
でも最近街で見かけるツリーは自分が小さい頃に見ていたものと違って
妙にシックだったり、反対にすごくきらびやかだったり、
またデフォルメされてとてもスタイリッシュだったりと、
以前のような素朴な温かさを感じるようなツリーは少なくなったような気がします。
そして昔ながらのオーナメントである赤いリンゴやろうそく、
杖の形をしたキャンディや靴下などを思い出していたら
それらの由来が気になったのでちょっと調べてみました。
起源などは諸説あって結構ややこしいので、
私でも理解できた内容をざっくりと記しておきます。
★先端の星:キリストが誕生したときに輝いた星で「希望」を表す
★ベル:キリストの誕生を知らせる鈴で「喜び」を表す
★リンゴ:アダムとイヴが食べた知恵の木の実、または神への捧げもので「愛」を表す
★杖の形をしたキャンディ:羊飼いが迷った羊を連れ戻す際に使うので「助け合いの精神」を表す
★キャンドル:キリストの象徴で「世を照らす光」を表す
最近よくある赤くメッキされたボールはリンゴが変化したもので、
電球を用いた電飾はキャンドルの代用だそうです。
そしてそもそもクリスマスツリーの起源は北欧かドイツのようなのですが、
いずれにせよ冬にも枯れない常緑樹であるモミの木を「永遠の命」の象徴としたようです。
またひとつ勉強しました。今後はそんな先人の想いを頭の片隅において
クリスマスツリーを眺めたいと思います。
投稿は>>こちらへ