予算は少ないけれど、これからの人生をきちんと支えてくれる
本物の家をどうしたら建てられるのか?
鉄骨メーカーと異なり、情報が少ない、
腕のいい大工さんが腕をふるう工務店 を探す中、
1冊の本に出会った。

大工が教えるほんとうの家づくり 大工が教えるほんとうの家づくり
美しく、心地良く、丈夫で、長持ち。お金を出せばいい家が出来るわけではない。鉋薄削り日本一の大工が伝えたい本当のこと。

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大工が教えるほんとうの家づくり の「いい家と大工の見分け」
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・いい家とは、住む人が心から喜んでくれる家
  ・住む人の健康と安全を考える
  ・住む人の人間性と好みをよく理解する
  ・細部まで気を入れて良い住空間をつくる

・いい家の4つの絶対必要条件
  1)素材:天然の無垢の木、土壁、しっくい
  2)デザイン・設計:美しい家のフォルム、十分な耐震強度を持たせた設計
  3)技術:大工の腕次第で、耐震強度・耐久性・美しさはがた落ち
  4)こころ:気が入った家

・大工の腕のよしあしを見分ける方法
  ・築何年かたって屋根の破風の合わせ目に隙間があいているようなら、木の収縮をきちんと読んだ加工ができていない証拠
  ・玄関の上がり框の合わせ目の隙間がないか
  ・家の造作の端々の仕上げがぴったりと合っているか

著者の家は、気取らず、押し付けがましくなく、美しく、
何よりとっても居心地がよさそうだ。
でも、人間の洞察力、デザイン力、天然素材を活かせる腕を
あわせもつ大工は稀だろう。。

この本を片手に、よく雑誌で紹介されるわりと近所の
「木の家」を作る工務店の家を見に行った。
隙間、合わせ目、仕上げ、どれもぴたっとしていない。。
質問すると、「木は生きていますまら」と自慢気(^ ^;)
勿論、この会社はサヨウナラ。

どうすれば、よい大工との出会いを引き寄せられるだろう?