もう、3月です!
東京は、少しは気温も上がってきて、春の訪れを感じる今日この頃。
パステルカラーのお洋服に目と心が奪われています。
そして、桜が咲く前に行われる、いかにも春らしい最初の行事といえば、
「3月3日のひな祭り」ではないでしょうか。
 
幼いころの記憶では、我が家(地方都市)には立派な七段飾りがありました。
私には姉がいますので、姉が生まれた際に買われたものだろうと思います。
小物の楽器やお花で遊んだり、箱にしまうときにお雛様の首がぽろりと
とれてしまったり。そんな思い出、今ここに出てくるまで
完全に記憶の彼方に追いやられていましたが…。
 
考えてみると2畳分のスペースは確実にとっていたはず。
現代の都会の住宅事情では、我々庶民はそんなものとても所有はできませんよね。
贅沢なことだったんだわー。。
 
百貨店でインテリアフロアを眺めてみると、やはり昨今のトレンドは
小さなお内裏さまとお雛さまだけを飾るのがトレンドの様子。
しかし、桃の節句の由来を調べてみると、
高貴な生まれの女の子の厄除けと健康を祈願するお祝いであり、
お雛さまは、降りかかる災厄を代わりに引き受けてくれる、
守り神のようなものらしいのです。
 
もし女の子が生まれたならば、ぜひ!やってあげたいお祝いですね。
我が家には、季節の行事に無関心な夫が一人いるだけなので
和菓子を食べて、なんとなくひな祭り気分を味わいました。
食べたのは、写真の草餅とうぐいす餅です。
 
(さくら餅ならもっとそれらしいのですがね~
でも、どうしても草餅が食べたかったのです。
いつもながら、雰囲気のない写真ですみません。。)
 
よもぎの香りあふれる草餅で、「あ~春ならでは~~」と大満足いたしました。
皆さんは、お宅に雛人形を飾られましたか?
ちらし寿司とか、雛あられとか、特別なお料理を作られた方など、
ぜひご家庭の「桃の節句」を教えてください。