隣町にある旦那の実家は、
数年前に立て続けに義父母が亡くなってから
ずっと空き家になったままでした。

売りには出していたものの
なかなか買い手が現れなかったので、
ここ数年の間は時々家の中の様子を見に行って
郵便物を整理したり庭の雑草を刈ったり…。
空き家問題が報道させるたびに
肩身の狭い思いもしてきました。

で、昨年末ついに買い手が決まったのです。
皆でほっと胸を撫でおろしたのですが
今度は更地にする準備です!
家を解体しなくてはならないので
とにかく中身を空っぽの状態にしなくてはいけません。

義父母が亡くなった時には最小限のものしか
片づける気持ちになれなかったので
食器から衣類までほとんど当時のまま。
今月末の解体期限が迫る中で
ついに意を決して処分に踏み切ったのです。

親戚数名が手伝ってくれたのですが
作業のできる日数は限られているので、
なるべく亡くなった父母への思いは捨てて
ここ数週間、淡々と作業を進めてきました。

一番大変だったのは、
リサイクル、何種類かの資源ごみ、
可燃ごみ不燃ごみ等の分別です。
リサイクルの行先も様々なのでもう大変。
物の量も半端なくて毎回ヘトヘトです。
そして今日、ほとんどの物が片づきました。

私たちのもとに残ったのは、
段ボール2箱分の思い出の品。
その中には写真のアルバムや旦那が幼少期に描いた絵、
夏休みの友やおもちゃ、思い出深い食器など数点。
それからお父さんが庭で大事に育てていた
牡丹と水仙を頂きました。

実家には、一人っ子だった旦那の
子どもの頃からの物が大事にたくさんとってあって、
それらを処分するのはとても心苦しいものでした。
義母に申し訳ない気持ちで一杯です。
それに旦那は自分の実家がなくなってしまう。
それを考えると少し感傷的な気分にもなります。

と同時に我が家の数十年先も考えてしまいました。
本気で断捨離せねば、です。



火から下したばかりの鍋にかぶせる保温調理グッズ、
「鍋帽子」を10年前に作って愛用してきました。
目立ってきたしみとくたびれをまじまじ見ていたら、
同じくへたってきたセーター2着が思い浮かび、
このセーターを中に入れて鍋帽子を新調しました♪

鍋帽子は、
「シンプルライフをめざす基本の家事」で知りました。
この中に古毛布や古セーターを使った作り方が載っていました。
四苦八苦しながら、本体と下に敷く座布団作りました。
秋から冬は土鍋での炊飯に毎回活躍。
ただ、鍋を本体だけでくるめたので座布団は数年で処分済(^_^;)

さて、10年前に1度作っただけなので、作り方は忘却の彼方です。
「作り方」を検索してみると、1枚30cm×45cm程度を4枚はいで1組。
これを表・中・裏の3組をつくり、最後に合体させます。
今は中に綿を詰めるようになり、ふんわりとしています。

 amazon「魔法の鍋帽子」

しかし、そもそも古いセーターからの発想です。
中は、このセーター2枚から各2枚を裁断。
表は、家族の襟が傷んだダンガリーシャツ2枚から各2枚を裁断。
裏は、母が昔バザーで獲得したデニム地から4枚を裁断。

かなり高温の鍋に接するため、材料は全て化繊は避け、
毛・綿などにすることが注意点です。

画像は合体前の3組ができ、一息ついたところです。
完成したのは、初代同様、綿なしでほっそり。
保温効果は負けそうですが、たためて便利です。
器用には程遠く、1年ぶりにミシンを出した私には
半日×2日の大仕事でした(笑)


最近、言葉が出てこないという悲しい現実に直面しています。
あの人の名前なんだっけ?顔は出てきてるんだけど・・・とか、
えーあのーここのーこれがー・・・と、言葉に詰まると恥ずかしい。

友人とのお喋りでは笑い話で済みますが、仕事中には情けなくて少し落ち込みます。。。昔はさんざん親を馬鹿にしていたのに!

そんなわけで、「若さを保つ」テーマが気になる今日この頃。

先日見かけたある記事には、
 ・楽器を習うこと
 ・新しい語学を学ぶこと
 ・人前でパフォーマンスをすること
  (演技とかダンスとかスピーチとか)
これが秘訣だと書いてありました。

人前でのパフォーマンスはハードルが高いだけに、効果が高そう。
芸能人なんてまさにこれですね。
私は以前踊りを習ってましたが、やめてしまったので再開を決意。

憧れのヨガも、今年こそはホットヨガ入会で時間を作りたい。
やっぱり体づくりが一番大切に違いないと思いますね。
身体を鍛えれば、脳も活性化されるはず。

そして今、一番気になっているのは『骨が重要』だということです。

プロの自転車競技選手が25歳で引退というニュースがありました。
骨折して調べたところ、骨密度が80歳くらいのレベルだったのだとか。
骨というのは重力(負荷)が必要なのに、自転車をいくら漕いでも
座ったままに等しいんですって!

NHKスペシャルの「人体」シリーズでは(1月の放送)、
「若さを生み出す臓器」として大注目!”骨”によって老化の速度が決まる という驚きの研究結果を番組にしていました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_533.html

骨、めっちゃ重要です!!!

階段を避けて生きている私は、骨に負荷をかけるためにエアー縄跳びを始めました。
他人に見られるのが恥ずかしいので、家でエアー(笑)

100回飛び続けると、ふくらはぎがしっかり張ります。
これで浮腫みも解消されると嬉しいなあ。
カルシウム強化のヨーグルトドリンクも定期購入決定です。




もうすぐ雛祭り。
節分過ぎたら出すと意気込はあったものの2月末。。
こんな私を励ます本に出会いました。
粋な江戸っ子の女房は、2月26日に雛人形を飾り、
3月3日はよもぎ餅、赤飯、蛤のお吸い物で酒宴。

雛人形をもらった当初はいそいそとだしていたのに、
出すのが遅くなる理由を考えてみると、
今は楽しみというよりすべきこと、そして、
場所をとる方が気掛かり(^_^;)

浮世女房洒落日記 (中公文庫)

お江戸は神田の小間物屋、女房・お葛は二十七。お気楽亭主に愛想つかし、家計はいつも火の車。それでも風物たのしんで、美顔の探求余念なし。ひとの恋路にゃやきもきし、今日も泣いたり笑ったり。あっけらかんと可笑しくて、しみじみ愛しい、市井の女房が本音でつづる日々の記録

この本の2月26日

お雛様を飾る。うちの飾り雛はお内裏様とお雛様だけで、三人官女も五人囃子もないからあっという間に飾れる代わりに、そのままだととても地味になってしまう。そこで桃の花や金屏風で賑やかに飾りつけるのが私の腕の見せどころ。今年はおおぶりの桃の花を買い、お雛様が花を背負っているように飾ってみた・・

1週間前に飾っていたことと
毎年様々にしつらえていたこに心が響き、
今年から真似することにしました。

今年は、
塗りの台の代わりに初めて赤い毛氈を敷き、
屏風や雪洞も出さないなど、お道具も最小限にして、
本物の桃の花を活かすように飾りました。

毎年変化をつけて飾っていこうと思います。


 

立春を過ぎ、
今日2月19日は二十四節気で雨水(うすい)と言うそうです。
雨水とは雪が雨に変わり氷が解け、
植物が芽吹き始めてまさに春を感じる時。
昔から農作物の準備を始める時期の目安とされていたらしい。

そう言われてみれば私もここ数日、
寒さ厳しくちらほら雪が舞うこともある中でも
何となく庭仕事をする意欲が湧いてきて、
伸び放題の枯れた芝を整理したり、
雪や霜で傷んでしまった葉を取ったりと
徐々にガーデニング熱が上がってきていることを感じていました。

先日、久しぶりに出向いた園芸店で目を引いたのはラナンキュラス。
イタリアンパセリのような縮れた葉から
唐突にバラのようなゴージャスな花が咲く姿は
少し不自然でもありますが、
時期的に地味目な花が並ぶ店頭で
ひと際目立っていたので色違いで3株購入しました。

帰宅して、色味がなく寂しい現在の玄関周りに置くと
一瞬でパッと華やかになり春に向けて一気に時が進んだようです。
気分も上がり体まで軽くなる。
花の力、色の力って凄い。

このラナンキュラス、
球根植物なのでちゃんと育て続けるためには
花が終わったら掘り上げたり
乾燥させて保存したりと何かと面倒なようだけど、
恩返しをするつもりでお世話をしよう。

 

 

冬の花とされているクリスマスローズはまだこんな感じ。
ようやく花芽が顔を出し始めたところで
実際にたくさんの花を楽しめるのはあと一か月近くはかかりそう。
今年の花はどんな色や形になるか、こちらも楽しみであります。




入試シーズン真っ只中、みんなの桜が咲きますように!
この「サクラサク」は大学合格を知らせる電報で
使われていたことが有名です。
メールや携帯電話が普及していない昭和、
遠方の大学受験生向けの大学生のアルバイトでした。

はじまりは、昭和31年の早稲田大学の
「サクラサク=合格/サクラチル=不合格」。
まずはこれが他の大学にも広まり、
次第に各大学が特色のある電報を使い始めたそうです。

たとえば、目にとまった例(合格/不合格)として、

東北大学
アオバモユル(青葉燃ゆる)/ミチノクノユキフカシ(みちのくの雪深し)

お茶の水女子大
オチャカオル(お茶香る)/コノメドキマテ(木の芽時待て)

静岡大学
フジサンチョウセイフクス(富士山頂征服す)/スルガワンイマダナミタカシ(駿河湾未だ波高し)

奈良教育大
ダイブツヨロコブ(大仏喜ぶ)/ダイブツノメニナミダ(大仏の目に泪)

高知大学
クジラガツレタ(鯨が釣れた)/リョウマノメニナミダ(龍馬の目に泪)

鹿児島大
ホクシンカガヤク(北辰輝く)/サクラジマフハツ(桜島不発)

ちなみに、東大は「合格」、東京商船大「チンボツ」だったとか。
大学のカラーが出ているような気がします(笑)

HP上で合格者の受検番号が発表されるのはとっても便利ですが、
掲示板で自分の番号を見つけたり、電報を受け取る喜びの大きさには
及ばないかもしれません。


近所の毛糸屋さんで犬のかわいいセーター見本を見かけ、好みの色合いの毛糸がセール価格で売られていたこともあり、愛犬にこのセーターを編もう!と思い立ったのが2017年12月。正月休みにさっさと仕上げる予定だったものの時間がとれずに、背中身ごろだけ編んだままになっていました。

早く編まないと冬が終わる~と、焦り始めた1月中旬。毛糸の存在を3歳の娘に気付かれてしまいました。
「何これ? 何か編んでよー。マフラー編んで―、マフラー編んで―、今日編んで!!」と言われ、では色を選びなさいと手持ちの毛糸を見せたところ、よりにもよってほそーい青い毛糸を選ばれてしまいました。「こっちの方が似合うよ? オススメはこっちの色だよ」と太いベージュ糸を勧めたけれど後の祭り。「青がいい」ときっぱり言うので、仕方なく犬のセーターを後回しにして、娘のマフラーにとりかかりました。

編み始めて、ほんとうに大変な作業になることがわかりました。
なんのデザインもなく、ただシンプルに二目ゴム編みにしたのですが、1時間ほどせっせと編んでも6センチほどしか進まないのです。どうせ作るなら来年も使えるものにしたいから長さはしっかり欲しい。しかし編む時間は子どもが寝て家事が終わってから寝るまでの間。
TVを見ながら寝る前に毎日少しずつやってますが、犬のセーターも気になるし本も読みたいし眠いし、正直辛い。。。
2月6日現在、6割くらいの進み具合となっております。ふぅ…

この冬の編み物に関して良かったと思っていることもあります。
犬のセーターに初めて「縄編み」を導入し、うまいことできたことです(冒頭の写真)。やってみたら簡単! youtubeのおかげで素人の私も上達できました。

先日テレビで、ユザワヤの編み物教室に通うシニア男性が、素晴らしいニット作品を編み上げ、コンテストで優勝したというのをやっていました。すごいワザです。私も独学でまだまだ成長できそう! 来季の冬は、娘のマフラーにももう少し気持ちをこめてかわいいものを作ってあげたいです。 

                




首都圏も雪国に変わったのは月曜だったせいか、
週末はあちこちで雪かき、もとい氷割りを目にしました。
凍った路面は滑りやすく、大変危険です。
今回初めて凍結防止剤を玄関周りにまくと、
翌朝は凍っておらず、雪かきが楽でした。

大雪予想がニュースで流れた先週日曜日。
一坪菜園の菜っ葉たちの雪対策に敷きワラを求めて
ホームセンターへ行くと、店頭を凍結防止剤が飾っていました。
スキーに行くときに見る道路にまかれた白い粉を思い出しました。
小さなペットボトルくらいから20kgの大袋まで様々な商品選びは
難しく、一番お得そうな業務用・塩化カルシウムを購入。

月曜、雪の降るなか帰宅後すぐに、
玄関から道までにステップや道路にまきました。
翌朝は真っ白な雪景色に喜ぶ余裕なく、まずは雪かき。
タイルや道路面が凍っていないので、さくさく進みました。

調べてみたら、

凍結防止剤は、
主に、塩化ナトリウムと塩化カルシウム。

塩化ナトリウムは、
凝固点を-20度程度まで引き下げることができ、持続力を長い。降る前にまいておく、凍結防止剤にむく

塩化カルシウムは、
凝固点を-50度程度まで引き下げることができ、雪を解かせる。即効性があるが持続力はないので、融雪剤にむく

使用上の注意は、
1平方メートルにつき、30~100グラム程度の散布量をまもる。少ないと効果が出にくいが、撒きすぎると塩害の危険性あり。コンクリートや鉄の腐食、植物へのダメージなど。。

また、塩化カルシウムは、
水分と一緒になると発熱するため、直接触れてはならない

保存は、
未開封なら長期保存ができ、開封後も一冬は使用可能

 

次の雪に備えに、検討してもよいかもしれません。


 

東京を離れてかれこれ15年ほどが経ち、
たまに用事があって東京に行くと
もう気分はすっかりお上りさんになってしまいます。

先週末、フットサル観戦のために家族3人で上京することになりました。
日曜日の朝から夕方まで時間がぽっかり空いたので、
旦那が学生時代に暮らした世田谷の豪徳寺や
新婚時代を過ごした東松原&羽根木や下北沢などを
初詣を兼ねて久しぶりに歩いてみることにしました。

ルートは、松陰神社~豪徳寺~世田谷八幡宮
~梅が丘~東松原~羽根木~下北沢。

まずは宿泊している三軒茶屋から世田谷線でスタートです。
飛び乗った世田谷線がたまたま招き猫ラッピングで幸先がいい。
もちろんこれは豪徳寺とのコラボで、
昨年9月から半年間のみの運行とのこと、ラッキー!
松陰神社前で下車したらゴールの下北沢まではすべて徒歩。

結論から言うと、
朝10時から午後2時過ぎまでどっぷり4時間に渡る散歩では
時の流れに感傷的になったり、新鮮な発見に驚かされたりと
かなり刺激的なものになりました。
この散歩中に感じた個人的な思いは尽きないので
特に印象的だったことを記すと、

豪徳寺の招き猫→豪徳寺と招き猫(招福猫自児)の由来はご存知の方が多いと思うので割愛しますが、境内の一角には大小様々な招き猫で埋め尽くされた場所があり、迫りくるような猫たちに圧倒されました。私も高さ10cmほどの置物を購入。

豪徳寺駅近くの焼き芋専門店ふじ→徳島県産のハロウィンスイートという魅力的なネーミングのお芋は、かぼちゃのような色と甘みで美味。散歩で疲れた体に、優しい糖分を補給して息子もご機嫌になる。

井の頭線の東松原駅周辺→この辺りは15年前とほとんど変わっていなくて嬉しくなる。次々と記憶が蘇りまるでタイムスリップした気分に。4年間暮らした一軒家も以前と変わらない外観でそのまんま。

下北沢の珉亭→大好きな「冷やし江戸っ子ラーメン」はやはり美味しかった!若い頃、冷やし中華嫌いの私がなぜかハマってしまったこのメニューは唯一無二の味。一杯食べ終わったらまたもう一杯食べたくなる(笑)。以前から有名店ではあったが今回は1時半を過ぎていたのに店の外に行列ができていた。でもめげずに並んでよかったな~~。

東京に住んでいた頃もよく近所の住宅街を歩いていたけれど、
若い頃と今の自分では目に映る景色が違うような気がしました。
それは懐かしい場所だからというだけでなく、
昔は日々の暮らしが刺激的でそもそも景色自体に興味がなかった。
というか景色なんていう概念すらないまま生きていた。
今はたとえ家の近所であっても毎日噛み締めるように景色を眺めてしまう。
歳をとるって、そーゆーコトなのかな。

何はともあれ収穫の多い楽しいお散歩でした。
応援しているフットサルチームも優勝したし、
2018年、まずはハッピーハッピー!




寒い日には「鍋」、でも時には目先を変えたい。
そんな時には、土鍋を使った蒸し鍋がおすすめです。
うちをそれを目論んで「陶製すのこ付の鍋」ですが、
鍋に「100均の足つき丸網」を設置すればOKです。
具材によっては、おもてなし料理としても◎

土鍋の遠赤外線効果と勢いのある蒸気で短時間で蒸し上げるので、
ベタつかず食感よく仕上るそうです。
肉の余分な脂も落ち、調味料も少なくシンプルでヘルシー。

昨晩の蒸し鍋は、
ブロッコリー、かぼちゃ、玉ねぎ、ソーセージ、鶏肉。
あまっていた鶏肉のみ塩コショウで下味をつけましたが、
あとは切ってのせるだけ!
レンよりも素材の旨みが濃くなる気がして、塩をふるだけでも。
もちろんお好みのドレッシングやたれも美味です。

他の具材としては
じゃがいも、さつまいも、にんじん、レンコン、蕪、椎茸、茄子。
しゅうまい、ギョーザも勿論おすすめ。

とにかく、切って乗せるだけの手間なし。
具材によって、主菜としても副菜としても活躍。
しかも見た目がよく、湯気のあがる温かい料理は冬に嬉しい。