今年は私の出身地静岡県にある三島大社で初詣。
三島大社は県内でも人気の初詣スポットだけれど
今まで一度も行ったことがありません。
先週末の神社はもう人手もひと段落して混雑はなく
ゆったりと参拝することができました。
さほど広くない境内でおみくじを買ったり
露店のチョコバナナをつまみながら鹿を眺めたり。
そして目に留まったのが圧倒的な存在感のある大木。
なんと推定樹齢1200年以上の金木犀です。
正確には薄黄木犀(ウスギモクセイ)というらしいのですが
国の天然記念物に指定されている神木で
高さ15メートル、根回りは約4メートル。
冬は落葉していて枯れ木状態だけれど
現在でも毎年9月から10月に花が咲き8km先まで香りが届くとか。
1200年前といえばざっと西暦800年。
794ナクヨウグイス平安京ってことは
この金木犀は平安時代からここにあるの?
枕草子や源氏物語の時代の人々もこの金木犀の香りを感じていたんだ。
戦国時代も昭和の戦火もくぐり抜けて今ここにあると思うと感慨深い。
今度はぜひ満開のときに来て
平安の人々が感じた香りを試したいものです。
傷みもあってあって治療しながら生き延びている状態らしいので
なるべく早く行かなくてはなりません。
ちなみに私がひいたおみくじは大吉!
富士山パワーも借りて
近いうちにまたこの地に導かれそうな気がします。