Archives for category: つぶやき

 

東京を離れてかれこれ15年ほどが経ち、
たまに用事があって東京に行くと
もう気分はすっかりお上りさんになってしまいます。

先週末、フットサル観戦のために家族3人で上京することになりました。
日曜日の朝から夕方まで時間がぽっかり空いたので、
旦那が学生時代に暮らした世田谷の豪徳寺や
新婚時代を過ごした東松原&羽根木や下北沢などを
初詣を兼ねて久しぶりに歩いてみることにしました。

ルートは、松陰神社~豪徳寺~世田谷八幡宮
~梅が丘~東松原~羽根木~下北沢。

まずは宿泊している三軒茶屋から世田谷線でスタートです。
飛び乗った世田谷線がたまたま招き猫ラッピングで幸先がいい。
もちろんこれは豪徳寺とのコラボで、
昨年9月から半年間のみの運行とのこと、ラッキー!
松陰神社前で下車したらゴールの下北沢まではすべて徒歩。

結論から言うと、
朝10時から午後2時過ぎまでどっぷり4時間に渡る散歩では
時の流れに感傷的になったり、新鮮な発見に驚かされたりと
かなり刺激的なものになりました。
この散歩中に感じた個人的な思いは尽きないので
特に印象的だったことを記すと、

豪徳寺の招き猫→豪徳寺と招き猫(招福猫自児)の由来はご存知の方が多いと思うので割愛しますが、境内の一角には大小様々な招き猫で埋め尽くされた場所があり、迫りくるような猫たちに圧倒されました。私も高さ10cmほどの置物を購入。

豪徳寺駅近くの焼き芋専門店ふじ→徳島県産のハロウィンスイートという魅力的なネーミングのお芋は、かぼちゃのような色と甘みで美味。散歩で疲れた体に、優しい糖分を補給して息子もご機嫌になる。

井の頭線の東松原駅周辺→この辺りは15年前とほとんど変わっていなくて嬉しくなる。次々と記憶が蘇りまるでタイムスリップした気分に。4年間暮らした一軒家も以前と変わらない外観でそのまんま。

下北沢の珉亭→大好きな「冷やし江戸っ子ラーメン」はやはり美味しかった!若い頃、冷やし中華嫌いの私がなぜかハマってしまったこのメニューは唯一無二の味。一杯食べ終わったらまたもう一杯食べたくなる(笑)。以前から有名店ではあったが今回は1時半を過ぎていたのに店の外に行列ができていた。でもめげずに並んでよかったな~~。

東京に住んでいた頃もよく近所の住宅街を歩いていたけれど、
若い頃と今の自分では目に映る景色が違うような気がしました。
それは懐かしい場所だからというだけでなく、
昔は日々の暮らしが刺激的でそもそも景色自体に興味がなかった。
というか景色なんていう概念すらないまま生きていた。
今はたとえ家の近所であっても毎日噛み締めるように景色を眺めてしまう。
歳をとるって、そーゆーコトなのかな。

何はともあれ収穫の多い楽しいお散歩でした。
応援しているフットサルチームも優勝したし、
2018年、まずはハッピーハッピー!


女性ファッション誌を買うことがほぼなくなり、「占い」を読む機会が減りました。
でも、年始にはなんとなく気になり・・・
つい、書店で平積みされていた占い本を買ってしまいました!
それが画像のしいたけさんの星占い。

若くもない自分がこの手の本をレジに持っていくのは、なかなか恥ずかしいです。
夫に買ったことがばれると馬鹿にされそうなのでこっそり。。

しいたけさんは雑誌『VOGUE』で連載をされている男性です。
一度テレビでしいたけさんが芸能人を占っているのを見て、
とても優しくて前向きなコメントかつ奇妙な名前で気になっていた人なのでした。

占いと言っても星占いや四柱推命、
テレビで有名なゲッターズ飯田さんや細木数子さん、
女性誌でよく見る石井ゆかりさんなど、いろーんな種類があります。
私の好みとしては四柱推命系なのですが、
今回はお気楽そうな星占いでお茶でも飲みながら、
しいたけさんの言葉で元気になりたい気分。

読んでも忘れちゃうんですけどね。
月並みだけど、良いことは信じ、笑顔いっぱいの1年になるよう明るく過ごしたいです。

参考↓↓こんなのもあります

【kufura】イヴルルド遙華が占う12星座別・今年の運勢
https://kufura.jp/life/hobby/15362

【ELLE】Sayaの星占い
※2018年上半期の占いは1月10日(水)に掲載予定
http://www.elle.co.jp/horoscope/saya
 
                




明けましておめでとうございます。
お正月に神社はじめ様々な場所で耳にする雅楽。
雅楽のなかで一番有名な「越天楽」という曲とのこと。
厳かな調べが、心の奥に響いてきます。
歴旅5で訪れた厳島神社では幸運にも舞楽に遭遇しました。

雅楽は1200年以上前から続く、日本の古典音楽です。
「越天楽」もきける宮内庁楽部のページによると、

雅楽には,日本固有の古楽に基づく神楽・倭やまと舞・東游あずまあそび・久米くめ舞・五節舞ごせちのまいなどの国風くにぶりの歌舞のほかに,外来音楽を基として作られた大陸系の楽舞すなわち中国系の唐楽と朝鮮系の高麗楽,そして,これらの合奏曲の影響で平安時代に作られた催馬楽さいばらと朗詠の歌物とがあります。演奏形式は,器楽を演奏する管絃と舞を主とする舞楽と声楽を主とする歌謡とに分かれています。使用される楽器には,日本古来の神楽笛・和琴などのほかに,外来の笙しょう・篳篥ひちりき・笛などの管楽器と,箏そう・琵琶びわなどの絃楽器と,鞨鼓かっこ・太鼓たいこ・鉦鼓しょうこ・三の鼓つづみなどの打楽器があります

 
 
さて、歴旅5は厳島神社と平和記念公園を訪ねました。
神の住む島では、幸運にも舞楽を見ることができました。
笛やしょうの調べと海に浮かぶ鳥居を後ろに舞う姿は正に幽玄。

広島ではうまく言葉にできない想いが湧き出ていました。ただ、
宮島の平清盛に「おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」
原爆ドームに「ノーモアヒロシマ」という言葉を改めて刻みました。
 
皆さんの2018年が和やかで健やかな年となりますように。


 

毎週日曜日の夕方は車に息子を乗せて名古屋港近くの金城ふ頭という場所に通っています。所属するフットサルチームの練習があるからです。海沿いにある高速道路のわきには工場地帯が広がっていて、いわゆる工場萌えの風景の中を毎週つっ走るのです。昨日この風景を眺めていたら今年我が家に起こったことをつらつらと思い出しました。

2017年を総括すると、
勉強はさておきスポーツで大躍進を遂げた息子。
趣味の世界で一心不乱に邁進する旦那。
一方、見えない敵に怯えて後ずさりした私。
今年は家族の中で私だけが前に進めなかった気がする。

年明けの喉の不調から始まり、検査に次ぐ検査、からの入院。退院後も通院を重ねてかなりの時間を無駄にしたし医療費もたくさん使った。滅入ることが多くて周りの人たちにも本当に迷惑をかけてしまった。考えてみれば、見えない敵と戦わずして負けた感じ。

結局、元気に年末を迎えることができたので励まし続けてくれた人たちと医療には感謝感謝なんだけど、過去を振り返ってもこんなにマイナスイメージの強い年は珍しい(涙)。でも実はプラスになったことがあるんです。それは私の体重。心身ともに絶不調だった5月頃に比べるとなんと6キロ増。

医者も心配するほどの痩せだった私は一念発起。たくさん食べても太れない原因は吸収効率の悪さにあると想定し、食べる量は増やさずにとにかくよく噛む。そして酵素や乳酸菌を含むヨーグルトやチーズなどの発酵食品を朝昼晩チビチビと食べること3ヶ月。気がつくと胃腸の働きが格段に良くなり、その頃から徐々に体重が増え始めたのです。三日坊主の私が飽きもせずに続けたことが成功を導いたと自画自賛しているのですが、まっ、それほど痩せは私にとって深刻な状況だったということです。

今ではまぶたのくぼみは無くなり、浮き出ていた肋骨と腰骨は肉に覆われて少しは健康的な見た目になりました。目標体重まではまだ数キロあるけど、食べる量は以前の3割増しになっているから達成する日はそう遠くではなさそうです。

2018年は健康的な体を食とヨガと卓球で維持しつつ、今年できなかった分を取り戻すべく精力的に動き、淀んだ殻を打ち破って少しでも前に進むつもりです。


切実です。
黒、グレー、紺、そしてジーンズを合わせるばかりのつまらない
ワードローブをまわしていましたが(でもベーシックが好き)、
どうにもこうにもしっくりこなくなりました。

大好きで似合うと思っていた明るいグレーが、全然ぱっとしない。
大好きなタートルネックを着ると
首が詰まってズングリしてる気がする。
サイズがどれもこれも納得いかない。
昨年いいね!と思って手に入れたセーターさえ、
この冬は全く着る気になれません。
総じて地味に仕上がる感じ。

色とサイズ感がしっくりする気がしているのは、
この秋に買ったベージュのふわふわニットのみ。
寒色系は顔色に合わなくなってきたのかな?と思って
差し色として購入した数年前の濃いピンクを着たところ、
落ち着かないしデザインも古い。
ワンピースを着れば丈が短すぎるし背中の肉感がすごい。。
すごく太ったわけではないし(昨年冬に比べたら1キロくらい)、
髪型もたいして変化はないのに、この違和感・・・なんで??

先日ウールのコートを新調したので、
これで今年はおしゃれな場所にも行けるんるん♪と帰宅しましたが、
合わせるバッグと靴がないことに気が付きました。
この素敵なウールコートに、
よれよれのトートバッグを合わせたら台無し! 
バッグを買ってからおろすことにいたします。
お洒落に必要なのはセンスと言いますが、
センスがなければやはりMONEYが必要です。

職場の、見るからに高級で質の良い服を上品に着こなす女性が二人、
ブランドバッグの話を楽しそうにしておられました。
それを横目に、ダウンにスニーカーで出勤する私。
カジュアルでもいい、安くてもいい。
せめて明るく気持ちよく、似合うと思える服を着たいな~。

こないだの週末、
ダメージリーバイスに辛子色のニットを合わせたところ、いい感じ。
似合ってるし、リラックスできる!と、気分良く出かけた先で、
「いい年して膝の破れたジーンズはおかしいんじゃない」
と母親にばっさり斬られました。
年齢制限あるんですかね? 
いい気分からヒューンと人目が気になるテンションへ。。。
あー悲し。

来年は、少しずつ納得できるワードローブに更新していきたいです。
まずは年内に、きちんとしたバッグを手に入れます! 

                 



敬愛する知人が、ノーベル文学賞のカズオ・イシグロと
2015年の著作『忘れられた巨人』を絶賛していました。
学生時代にガルシア・マルケス『百年の孤独』を数十頁で
挫折して以来、ノーベル文学賞作家とは縁遠く、
やわらかな?本を選んでばかりですが、読むことにします。

 
ノーベル文学賞
ノーベル賞とは「国籍を問わず人類に最も貢献した人々に贈る賞」
そのうちの文学賞は、第二次世界大戦後は「理想」あるいは
「理想主義」と関係が薄れ、既存の社会に対して批判的な作家に
対して贈られるケースが増えているそうです。

忘れられた巨人
こどものころに好きだったアーサー王伝説の
その後の時代が描かれているとのことで、楽しみです。

アクセルとベアトリスの老夫婦は、遠い地で暮らす息子に会うため長年暮らした村を後にする。若い戦士、鬼に襲われた少年、老騎士…さまざまな人々に出会いながら雨が降る荒れ野を渡り、森を抜け、謎の霧に満ちた大地を旅するふたりを待つものとは―。失われた記憶や愛、戦いと復讐のこだまを静謐に描くブッカー賞作家の傑作

 
さて、今年の秋に読んだやわらかな?本のうち印象深いのは、

凍りのくじら
伏線や物語の流れを堪能したので、現在、辻村作品を制覇中です

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。

 
 
1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真
電車の中吊の写真に隠された1-7までの数字のうち
最後の一つがどうしてもわからず、買いました(笑)
目への効果は正直まだよくわかりませんが、毎日実践中。

ピント調整機能UP!目と脳をWできたえる!目の疲れが取れる!老眼や眼精疲労を改善!「印刷」「紙質」「開きやすさ」「持ちやすいサイズ」など、毎日飽きずに続けられるよう、こだわり抜いて作った写真集。

 
面白い本に出会うとしみじみ幸せです。
おすすめの本があれば、是非是非教えてください♪


 

私には7人の甥と姪がいます。
年齢は18歳から30歳。

幼少期には長期休暇の度に静岡の実家に集結し、
ワイワイと騒々しく遊んでいたものです。
少し歳は離れてしまったけどそこに11歳の我が息子が加わり、
今でも年に一度お正月に顔を合わせます。
みな個性的でとても面白味のある子たち。
その中で最も社交的でがんばり屋のミキが結婚しました。

ミキは小さい頃から活発でおしゃべりが上手な子。
学生時代はバレーボールに励み、
いつも大勢の友だちに囲まれています。
勉強は苦手だけれど持ち前の根性で進学校に進むと
その後も努力を重ねて念願の看護師になりました。
そして、大学時代に出会ったヒロシくんと晴れて結婚したのです。

式は京都にあるレトロな洋館で、それはもう素敵の一言。
昭和初期に建てられた元社屋はセンスよく改築されていて
チャペルの大きな窓の向こうは竹林の緑、
京都らしい落ち着いた雰囲気です。
実は私、結婚式に出席するのは約15年ぶり。
今どきの若者たちはこんなにお洒落な場所で式ができるんだ、
いいないいなぁ~~。

披露宴はミキとヒロシくんの人柄がじわっと染み出た、
温かく気配りに満ちた素晴らしいものでした。
驚いたのは、まだ社会人になって2年ほどの二人なのに
結婚式の費用をすべて二人だけで用意したということ。
私なんて当たり前のように親を頼ったのに。。。

とにかく、若い二人に幸あれ!

久しぶりに会った知人たちと大いに盛り上がってしまたので
式の後は疲労困憊だったのですが、
息つく暇もなくその足で奈良に直行。
そこで今度はミキと同い年の姪、
ユリが婚約者を紹介してくれるのです!

ユリはミキとは正反対の性格で、
人前に立つことを好まない控えめな一匹狼タイプ。
大学院に通うリケジョです。
生まれてくる時代を間違えたのでは?
と思うほど古風な平安時代のお姫様のような子で、
結婚式は神社で十二単を着るらしい。

ユリが紹介してくれたのは、
趣味の登山で知り合ったリチくん。
ユリとは別の大学院でダニの研究に勤しんでいるとのこと。
素朴で、見るからに育ちが良さそうな青年でした。

ミキとユリ。
小さい頃から何かと比較されてきた二人が、
時を同じくしてそれぞれお似合いの伴侶を見つけ
家庭を持つなんて叔母としては嬉しい限りです。
と同時に、時の流れに寂しさを感じてしまう。

来年は他にも入学祝い、成人祝い、就職祝い×2もあるな。
ご祝儀の支度も大変です(^^);



「再・修学旅行&歴史旅」四つ目は、
千葉県佐倉城趾の一角にある国立歴史民俗博物館。
ひょんなことで知り、初めて佐倉駅に降りました。
庶民の暮らしにも焦点をあてた企画・構成は、
流石「国立」と感心する大掛かりな展示でした。

まずは、駅から武家屋敷へ。
今でいう部長・課長・係長の家が3軒並んでいて、
間取だけでなく造作もちがい、佐倉藩士に思いをはせました。
 
そして、藩士のごとく城を目指し佐倉城址公園へ。
残念ながら城はなく、天守閣跡、空堀など城の遺構。
三逕亭の日曜祝日に設けられるお茶席で、
表千家のお手前で、美味な和菓子と薄茶をいただきました。
 
同じ公園内の国立歴史民俗博物館

「歴博」の愛称で親しまれている国立歴史民俗博物館は、昭和58年3月に開館しました。本館は日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する歴史民俗博物館で、千葉県佐倉市 にある佐倉城址の一角、約13万平方メートルの敷地に延べ床面積約3万5千平方メートルの壮大な規模を有する歴史の殿堂です。 原始・古代から現代に至るまでの歴史と日本人の民俗世界をテーマに、実物資料に加えて精密な複製品や学問的に裏付けられた復元模型などを積極的に取り入れ日本の歴史と文化についてだれもが容易に理解を深められるよう展示されています・・

第1展示室「原始・古代」から第6展示室「現代」までに
期間限定の特別展示室で構成されています。
残念ながら、評価が高い第1展示室「原始・古代」は、
リニューアル工事のため2019年春(予定)まで閉室中。

第2展示室「中世」は平安時代から安土桃山時代まで。
貴族や武士、庶民といった、様々な階層の立場からの展示は、
子どもから大人まで、興味や知識に合わせて楽しめます。

ただ、展示「室」というよりも、「フロア」という広さ。
お茶の先生に「内容が豊富だから2時間はかかるわよ」と
言われていましたが、1室だけで2時間弱も経っていました。
頭も足も疲れたので、館内のレストランで、
赤く色づいた古代米の古代古代ハヤシ820円を食べました。

その後に第3~第6展示室を流して歩きましたが、
次は第3展示室「近世」をゆっくり見るために行くつもりです。

充実した展示なのに、入館料はたったの大人420円。
東京・佐倉の往復2千円を足しても、2500円弱。
日曜でも、上野のようには混んでいませんでした。
広場ではこどもや犬も走り回り、桜の名所でもあるそうなので
いろいろな方におすすめです。


娘が3歳になったので、今年は七五三です。
高齢のおじいちゃん、おばあちゃん、2歳の従弟も参加のため移動は避けて、お詣り&撮影&食事が一か所で済ませられる神社で、七五三のプランを利用して平日に行って来ました。

着物に対する娘のテンションを心配していましたが、事前に衣装を選びに行ったところノリノリ。「これも着たい!あれも着る!」と非常にエンジョイしている様子だったので安心しました。
(当日までは「いい子にしてないとお着物着れないよ」というのが効きました)

私に髪を結ばれるのは痛いといって嫌がるのですが、鏡の前にご機嫌で座って髪をアップにしてもらい、自ら「お化粧もする~!!」と宣言。髪飾りをつけてほんのり赤いアイシャドウと口紅を塗ってもらい、ご満悦。おばあちゃん達もシャッター音をパシャパシャ鳴らします。

準備が済んだら、プロのスタジオ撮影⇒お詣り⇒神社内で自分たちで記念撮影⇒着物を返してから食事、という流れになります。

少し待合室で順番を待ち、さあみんなで撮影だ!楽しみ!
という段になったら、、、娘のテンションはすでに消え去っていました。

まっすぐ立つのもイヤ、人にもたれて髪はくずれ始め、顔を手でこするため化粧なんてなかったことになっています。
結局撮影はグダグダ、自分たちで撮る写真は年賀状に使いたいと目論んでいたものの、まともな写真なんて全く撮れない! 
私が事務手続きしてる間にやって来て「ほら、手続きはやっとくからママも一緒に写真撮っておいで」なんて言ってくれる気の回る者は皆無! 
あの場所で家族写真を撮りたいと申し出たところ「えー、もういいんじゃない?」「時間がかかる」「疲れた」という声があがり、結局私と娘のツーショットはゼロ。なんとか持ち込んだ年賀状用の家族写真は、私が娘を動かないように抑え込む不自然なポーズに後ろに観光客が写り込むというまったくつかえないものに終わりました。
(冒頭の写真は鳥居の隙間で遊ぶ我が子)

3歳さんと5歳さんの姉妹がおとなーしくかわいーく、着物姿のママも上品にきれーに写真に撮られてる横で、ドタバタやってる自分がちょっと悲しかった。。。

活発ですねーとよく言われる3歳児にとって、帯はないとはいえ着物で長時間いい子にしていろというのは、やはり無理な話でした。
そして、私の希望を聞いてくれるような家族の協力は望めないことがよくわかりました。なんか丸投げされて荷物とか持たされてグッタリしたし。今になってフツフツとそこんところに怒りがわいてくるー

7歳はリベンジです。
私と娘だけでこっそりスタジオに行き、私も着物を着て前撮りするのはどうだろう?
思う存分、好きなように撮ってもらうのがいいかもなーなんて考えてます。

                 


 by photolibrary


八百万の神様が出雲大社へ会議にお出かけの
神無月も終わり、明日は神様たちがお戻り。
そんな想いに、雄大な紅葉の映像が横切りました。
台風ニュースの次に、たまたま流れた番組は
「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」への秋の旅。

 
「NHK 神々遊ぶ庭で ~北海道 大雪山国立公園~」

2000メートル級の山々が連なる北海道・大雪山国立公園。キタキツネにエゾシマリス、ヒグマまで、野生生物が暮らすこの森は、アイヌ語で「カムイミンタラ」神々の遊ぶ庭とも称されます。夏が過ぎると、山頂から一斉に黄色や赤に染まり、日本一早い紅葉が訪れる登山者を楽しませます。野生生物の領域が広がる雄大な大雪山系。山への畏敬の念をいだきながらも、季節移ろう山の魅力を存分に楽しむ・・

 
 
神々の遊ぶ庭は、そこで春夏秋冬を過ごした
5人家族の記録を読んで、いつか行ってみたい場所でした。
あでやかな紅葉もよいけれど、夏の清大な景色も素敵。

 
「神さまたちの遊ぶ庭」

北海道を愛する夫の希望で、福井からトムラウシに移り住んだ宮下家五人。TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロ。「誰が晩のおかずの買い物をするのかしら」。小中学生あわせて15名の学校には、元気満々曲者ぞろいの先生たち。ジャージで通学、テストも宿題もないけれど、毎日が冒険、行事は盛り沢山。大人も子供も本気の本気、思いきり楽しむ山での暮らし。大自然に抱かれた宮下家一年間の記録・・

 
大雪山には初冠雪が降り、もう冬が訪れました。
神々の遊ぶ庭からはじまった紅葉はだんだん南へ降りていきます。
彩り鮮やかな秋を堪能できますように。