Archives for category: 如月

ドラッグ

春の陽気がやって来たと思ったら、翌日は冷たーい北風がぴゅうぴゅう吹く、変動の激しい気候が続いております。
毎朝の天気予報は欠かせないですね。

新年のセールで、我が家に初めての加湿付き空気清浄機がやって来ました。
水タンクが空になるスピードにおののいています。
おそろしい乾燥状態です!

年をとるごとに、自らの保湿機能の衰えを実感していて、
幸いお肌は良い化粧水に出会えたので粉ふく事態は避けられましたが、
髪、爪、唇等のパーツがパサパサ、ガサガサ!

はやしさんは、しもやけに毎年苦しんでいると先週書いてらっしゃいましたが、
私はというと、
体中が乾燥でかゆくて保湿クリームを買い、
髪が静電気で広がるのでオイルトリートメントを買い、
手荒れは悪化するのでクリームと保護包帯を買い。

ほぼ毎週、身体のトラブルを癒してくれるアイテムを求めて
ドラッグストアに立ち寄っているこの冬です。

しかし、
こんなに色々手に入れたとしても、
トラブルをすっきり解決できるってことは稀です。
敵は乾燥だけではなく、真の黒幕は加齢。
この戦いは終わりがありませんね…

ドラッグストアに通うことなく、もっとシンプルに
周りにあるものだけを利用して生きていければいいなーと思うんですけどね。
そんな天然生活みたいな暮らしには、
日々を丁寧に生きるとか、
無駄をそぎ落とすとか、
選びとる知性やセンスみたいなことが必要だと思うのですが、
私にはどれもこれも欠けてるようです。。。

今のところ、ビバ!ドラッグストア!って感じです(笑)


予算は少ないけれど、これからの人生をきちんと支えてくれる
本物の家をどうしたら建てられるのか?
鉄骨メーカーと異なり、情報が少ない、
腕のいい大工さんが腕をふるう工務店 を探す中、
1冊の本に出会った。

大工が教えるほんとうの家づくり 大工が教えるほんとうの家づくり
美しく、心地良く、丈夫で、長持ち。お金を出せばいい家が出来るわけではない。鉋薄削り日本一の大工が伝えたい本当のこと。

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大工が教えるほんとうの家づくり の「いい家と大工の見分け」
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・いい家とは、住む人が心から喜んでくれる家
  ・住む人の健康と安全を考える
  ・住む人の人間性と好みをよく理解する
  ・細部まで気を入れて良い住空間をつくる

・いい家の4つの絶対必要条件
  1)素材:天然の無垢の木、土壁、しっくい
  2)デザイン・設計:美しい家のフォルム、十分な耐震強度を持たせた設計
  3)技術:大工の腕次第で、耐震強度・耐久性・美しさはがた落ち
  4)こころ:気が入った家

・大工の腕のよしあしを見分ける方法
  ・築何年かたって屋根の破風の合わせ目に隙間があいているようなら、木の収縮をきちんと読んだ加工ができていない証拠
  ・玄関の上がり框の合わせ目の隙間がないか
  ・家の造作の端々の仕上げがぴったりと合っているか

著者の家は、気取らず、押し付けがましくなく、美しく、
何よりとっても居心地がよさそうだ。
でも、人間の洞察力、デザイン力、天然素材を活かせる腕を
あわせもつ大工は稀だろう。。

この本を片手に、よく雑誌で紹介されるわりと近所の
「木の家」を作る工務店の家を見に行った。
隙間、合わせ目、仕上げ、どれもぴたっとしていない。。
質問すると、「木は生きていますまら」と自慢気(^ ^;)
勿論、この会社はサヨウナラ。

どうすれば、よい大工との出会いを引き寄せられるだろう?


家のスペックがかたまりつつある中、
大きな課題は、ハウスメーカー、工務店、建築家などの会社選び。

親しい会社もなく、家族の思い描く会社も異なっていた。
腕のいい大工さんが腕をふるう工務店、と
技術が平均化された鉄骨系ハウスメーカー。

どのように会社を決めるか?
二人の溝をどう埋めるか?
さ迷う私達に大きな指針をくれたのは、一冊の本。
リクルート出身、東京都初の民間人校長、藤原和博氏の
2001年の本ながら、今読んでも充分に役立つ。

建てどき 建てどき
そろそろ家づくりを考えたいあなたへ、すべての住宅業界人へ。この本は「処生術」「自分プレゼン術」に続いて、人生の表現手法としての家づくりを考える本です。実際に私自身が家を建てた1年半の間に学んだ事のすべてが凝縮されています。「こんなこと書いちゃっていいの?」と早くも住宅業界騒然!!「月刊ハウジング」連載中には載せられなかった詳細データも満載。家づくりの勘所すべて実例にのっとって赤裸々にお見せします。マンションを買う前に、建売住宅を買う前に、リフォームをする前に、家を建てる前に、新たな住生活に入る前に是非ともお読みいただければ幸いです。

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建てどきの「業者選び」
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1)建築家と基本設計に時間をかける
  ・派手な作品をつくる勘違いな建築家を避け、生活の限られた空間を活かす知恵のある建築家
  ・コスト意識のある建築家
  ・なんといっても「基本設計」が片方の命綱

2)基本設計をもとに、ハウスメーカー4社と工務店4社に第一次見積
  ・各社の見積構造を把握し、照明・空調・諸経費をわけ、本体価格をつかむ
  ・実際の施工例も見学
  ・ハウスメーカーvs工務店
    a:仕事で忙しく時間のない人や引越時期がきまっている人はハウスメーカー
    b:ひとつひとつ材料を選ぶことを面倒くさいではなく楽しくできる人は工務店
  ・最後は「人間」を信頼して決める。営業マンが誠実でフットワークがいい、工務店社長の考え方がよいなど

3)絞り込んだ2社と施工例が気になった1社を加えた3社に詳細な第2次見積
  ・具体的なコストダウン方法など、経験量と知恵の深さは?
  ・空調や外観など、暮らしを快適にするための知恵はあるか?
  ・自分自身が何は譲れないか?自分自身の価値観をカタチにしてくれる会社は?

家族とともにこの本を読んで話し合った。
大まかな間取はきまっているし、
1社選ぶのも大変なのに設計と工事の2社を選ぶのはムリと、
残念ながら建築家は外し、ハウスメーカーと設計もできる工務店
の数社を選んで、見積を依頼することにした。

そうそう、「45歳を過ぎたら建ててはいけない」という著者の言葉は、
建てながらじわじわとわかってきたのだった(^ ^;)


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今日2月18日は二十四節気でいうところの「雨水」。
寒さも峠を越えて雪も雨に変わるという節目らしいのですが、
今日は雪こそ降らなかったものの凍えるほど冷たい雨でした。
まだまだ春は遠いなあ。

この冬、私が住んでいる名古屋では大雪はなく、
昨年の暮れに3cmほどの僅かな積雪があっただけでした。
それでも雪に多分の憧れをもっている私は庭の雪をかき集めて
小さな小さな雪だるまを作りました。

目は公園に落ちていたBB弾、
眉と鼻は海苔を切って、
口はみかんの皮、
手はつま楊枝、
そして帽子はペットボトルのキャップです。

本当はドカ雪の中で大きな雪だるまを作り
バケツを頭にドーンと乗っけたいものですが、まぁ良しとします。

で、雪だるまの起源について調べてみたのですが
どうもはっきりしませんでした。
日本では江戸後期の絵画(歌川広景『江戸名所道戯尽』)
に雪だるまらしき雪像が描かれているのですが、
これはまさに雪でできた達磨人形といった感じです。

この頃には「雪だるま」という名称が定着していたとしても、
現在のような丸二つになったのはやはり西洋の影響なんでしょうか。
ともあれ、ネットで色々な雪だるまの画像を見ていると
それだけで微笑ましくて気持ちが和んでしまいます。
私がすぐに雪だるまを作りたくなる理由はそこにあることに気付きました。
無垢で少し間抜けな表情にささやかな癒しを貰っているんです。

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立春のあたたかさのあとの連日の冷え込みはこたえます。
温度差が辛い、と昔祖母がよく言っていたことを思い出します(^ ^;)

さて、暖かい家で家族揃う幸せ にて
昼間の日射を蓄熱するために、1Fは無垢のパインと書きました。
加えて、リビングの南窓辺は、コンクリートの塊の上に
タイルをひいた「蓄熱床」を真似してみました。

kankankyo
観環居(かんかんきょ)は、総務省事業「スマートネットワークプロジェクト」の実証実験住宅として建設された、新しい暮らしのかたちを提案する住まい。現在は民間コンソーシアムで、低炭素社会に欠かせない環境技術の普及に向け、引き続き取り組んでいる。また、住宅の未来を示すモデルハウスとして、予約制で一般公開

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観環居の実証実験
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1)センサーとパッシブ技術を融合した室温制御への挑戦
その中の一つ「蓄熱床」
軒を出さない家族室の床を築熱床(基礎から大きなモルタルの塊を作った上にタイル)にして、冬の太陽の熱を蓄熱し、夜間の暖房負荷を小さくする。夏は、庭の落葉樹が陽射しを遮る

2)離れた家族の様子や地域の情報などが簡単に得られる、リビングTV
3)つながりを広げる玄関モニター
4)住まいに快適な仕事環境を
5)家歴システムなどの連携によって、住宅の長寿命化も実現
6)暮らしの便利情報が、キッチンで簡単に
7)太陽光発電の発電量、電気自動車の充電量、家族での消費電力量の関係をモニタリング
 
 
 
数々の最新技術の中で、最も気になった「蓄熱床」
運用の費用ゼロと手間なしに後押しされ、10万円upにて実行。
正直どのくらい効果があるかはわかりませんが、
予算の都合上ムダをそぎおとすしかなかったウチの
たった一つの「お遊び」だったかも(^ ^;)
夏のひんやり感にも期待♪


2013年の恵方は南南東。
皆さんは願いを思い浮かべながら、恵方巻をほおばりましたか?
私は昨年美味しい恵方巻を買いそびれたので、今年は絶対買うぞ!という意気込みのもと、デパートへ向かいました。
(作ろうって気にならないところが、私の残念なところです)

夕方だったのですが、地下のお寿司コーナーはすごい行列! 私もそそくさと列に並び、贅沢な海鮮巻を買って参りました。

そして夕食タイム、南南東を向いて黙って食べました。
(夫は出張中で居ないのでひとり)
エビとかイクラとか入ってて美味しい~~と、完食。
やっぱスーパーで売ってるとは違う!

し・か・し!
願い事を思い浮かべるのを、すっかり忘れていました! 
がーん…
うちの犬が下痢してて心配だったので、うっかりそっちに気をとられました。。

まあ、豆まきはしないけれど、
今年の節分は恵方巻が食べれて大満足。

今日は犬の体調も快方に向かってるようなので、恵方巻効果が犬に現れたのかな?

美味しいものと季節の行事って、必ず結びついてますよね。
そして旨いものを食べると、心が嬉しい。
今年は食事を大切にすることで、毎日を大切に、
日本の心を大切にする年にしたいな~と思った、今年の節分でした。


今日は風が強く、寒さが身にしみましたが、
店先で「菜の花」を見て、春を感じました。
寒い冬の次は、芽が吹き出してくるあたたかい春。
春になじむ手助けをしてくれそうな気がします。

お雛様の花束には桃の花と黄色の菜の花が定番ですが、
花より団子、私は野菜としての菜の花に惹かれます(^ ^;)

まだ咲いていない、ぷっくりとしたつぼみ、太い茎、
柔らかい葉を丸ごと食べる菜の花はアブラナ科の花野菜。
ビタミンC、B1、B2、カルシウム、カリウム、食物繊維加えて
葉酸や鉄などのミネラルも豊富です。
免疫力が高め、お肌を美しくする効果や、貧血対策にもぴったり。

ビタミンCは水溶性。
茹ですぎたり、水にさらし過ぎないことが料理のポイント。
ついでに、つぼみがしまっていて、花が開いていなくて、
茎の切り口が瑞々しく、中まで鮮やかな緑色が選ぶポイント。

ほろ苦い春の味をどう食べましょう?
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この冬の寒さは厳しくて降雪量も多く、
テレビで雪による事故のニュースをよく目にします。
皆さんがお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

私は雪に全く縁がない地方で育ち、
今もめったに雪を見る機会がないので
たまに見る雪景色には素直に感動してしまいます。
豪雪地方で暮らしている方の苦労を思うと少し複雑な気持ちになりますが、
やはり私にとっては雪は憧れ。

そう言えば私が小学生の頃、
静岡の実家で一度だけ5cmくらいの雪が積もったことがありました。
雪がちらつくだけで大騒ぎをする地域なのでもう大変です。
学校は授業にならず急きょ雪遊びに変更、
母は庭の雪が解けるのを少しでも先延ばしするために
全ての雪を日陰に寄せ集め、
一部は鍋に入れて冷凍庫に保存していました(^^;)
その時の写真は山のようにあります。

大好きな雪、そして雪の結晶はまた美しい。
そのかたちや模様は気象条件や水蒸気の量などによって変化し、
ひとつとして同じものはないそうです。
研究者の中谷宇吉郎博士は「雪は天から送られた手紙である」
という言葉を残したとか・・・これはもうメルヘンの世界です。

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恐竜の時代から生きている、生命力の強いゴキブリ。
今や暖房で快適となった冬も、活動しています。
繁殖力も強く、ゴキブリは卵を産み、増えつづけます。

ゴキブリの中でも繁殖力の強いチャバネゴキブリは、
120日前後の寿命の間にメスが、卵が40個入った卵鞘を
5回産んだとすると子供は200匹!
200匹中、オスとメスは半分づつで、全部が生き残ったとすると、
100匹のメスがまた120日前後の間に卵40個が入った卵鞘を
5回産んだとすると孫は、なんと20000匹!!
1年でゴキブリ屋敷になってしまいます。。

更に活動が活発になる前の寒いうちに、
対策&退治しておきたいたいですね。

まず、対策。
ゴキブリに嫌われる住まいのつくり方 – 虫対策 | 害虫対策 虫刺され 蚊 防虫 – All About によれば、
餌になりそうなものの保管や処理には充分気を配り、
常に清潔に保つのが重要なポイントとのことでした。

1.生ゴミは放置せず、密封して処理する
2.空き缶やトレーなど、食べ物のカスがついたゴミも注意して処理する
3.食べかけの食材はきちんと封をしてから保存する
4.食器カゴやシンクなど、水が溜まりやすい場所を放置しない
5.ジャガイモや玉ねぎなど、常温保存の野菜は早めに使い切る
6.台所は整頓と清潔を心がける
7.台所や洗面所は「ミント」や「ローズマリー」などの精油を使った匂いの強い洗浄剤で掃除する
8.狭い場所が好まれるので、「隙間家具」でキチキチに空間を塞がないようにする
9.ペットの食べかけの餌を放置しない
10.餌となるダニなどが繁殖しないよう、温度や湿度管理に注意する

退治は、いろいろな方法がありますが、
設置が簡単で、継続的に使用出来る「毒餌式(ホウ酸だんご等)」を
私は使っています。即効性がないことがデメリットですが、
先手先手で、定期的に交換するようにすれば、
ゴキブリのいない家も夢ではありません(笑)

皆さんは、どんなことをしていますか?
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毎日のニュースで、記録的な大雪が報じられていますね。
周囲ではインフルエンザも流行中ですし、まさに冬本番!

なのに、2月4日の立春も過ぎ、暦の上ではもう春です。
スーパーで「ふきのとう」を見かけて、
「あ~ふきのとうの天ぷら食べたい…」と思ったのが、私の中の微かな春の気配。。

立春と言えば、前日の節分に、地方ごとに様々な行事が見られます。
最近は、恵方巻きがすっかり全国的に有名になった様子。

私は昨年、スーパーで買った恵方巻きがマズくて、
今年はデパ地下で買って食べるぞ!と思っていたら、
帰りが遅くなってしまいデパートには間に合わず、
それでも諦めきれずにコンビニに寄ってみましたが、
どうも美味しそうではなかったので、
泣く泣く、節分らしいものは何も買わずに帰宅しました。
(コンビニでは、スイーツの恵方巻きが売ってました。
私は初めて見ました。いつからあるのかしら!?)

豆まきも、子供の頃やった以来、
「鬼は~外、福は~内」なんて行事とは無縁。
お子さんのいるご家庭なら、きっとやっているでしょうね?

皆さんのお宅では、節分や立春を暮らしに取り入れて楽しまれましたか?
恵方巻きや、豆まきの様子、地方での立春の行事など、
写真で教えていただけると嬉しいです。

私は恵方巻きの写真を撮るつもりだったのにゲットできなかったため、
最近食べて、すっごく美味しかった「いちご大福」をアップ…
この季節ならではの、フレッシュなお味でした~