Archives for category: 文月

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子どもの頃はどの家にも糠床があって、友だちの家に遊びに行くと
キッチンの方からぷ~んと糠の独特な匂いがしたものです。
私もよく母の手伝いで毎晩キュウリやナスを漬け込み、
臭い臭いと文句を言いながら糠床をまぜたりしました。
あの頃の私のお気に入りはナスの漬物で、
細かく切ったナスに化学調味料を一振りして醤油をたらし、
さらにそれをお茶漬けにするのが大好きでした。

そんなあの頃の味が懐かしくなって、
久しぶりにぬか漬けにチャレンジすることにしました。
実は10年ほど前にトライしたのですが
毎日のお手入れが面倒で数か月で断念した経験があります。
だから今回は頑張りすぎないように思いっきり手抜きをして、
糠床は出来合いのものをスーパーで購入し、
お手入れも毎日しなくていいように冷蔵庫で保管することにしました。

早速漬けたキュウリとナスの出来はまあまあですが、
家族はうまいうまいと言って気持ちよくたいらげてくれました。
生野菜のサラダと比べ、乳酸菌や酵素、他にも様々な栄養素が
上乗せされるのでカラダにも良し。
何より自家製の漬物を食卓に並べると
主婦として何となく嬉しい気分になるものです。

日本の食文化を子どもに伝える大切さも感じつつ、
これから我が家の定番にしていきたいと思います。


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いきなりの真夏モードに音を上げるヒトとは対照的に、
にょきにょきと逞しい、ウチのゴミ野菜たち。
ご近所さんが食べ終わった根を植えて増えた三つ葉、
去年燐家との境から引越させたシソのこぼれ種の子も
食べられるほどになりました。

無料の恵をほくほくと収穫して、
親子丼の三つ葉、肉シソ巻きと大活躍中です。

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そうそう、昨年「ゴミかぼちゃ、育つ」を書きましたが、
途中で実が腐ってしまい、報告できませんでした(^_^;)
今年もゴミから芽が出たかぼちゃを放置しておいたら
大きくなって、食べられる日も近そうです。

三つ葉やシソのような薬味系とは異なり、メインゆえ、
かぼちゃの味に興味津々です。
どうやって食べようかな?

植物のたくましさに感動&感謝。


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海外旅行をした際に、その国の絵本を自分用のお土産にすることがあります。イラストが好きで、ただ眺めて楽しむためです。
最近は全然海外へ行けていないけれど、子どもが生まれたことで、これまでの自分のコレクション(微々たる数ですが)を活かすことができるようになりました。

まだ言葉も話さない年齢なので、下手な外国語の発音を聞かせるのはよくないと思い、絵を見ながら適当に話しかけたりお話をでっちあげたりします。
写真は、コレクションの第一号。10年以上前に友達からデンマーク土産としてもらったものです。その友人は単に「ヘンテコな土産を持っていってやろう」という意図だったらしいのですが、思いのほか私は喜び、自分でも集めるきっかけとなりました。
(デンマーク語はまったくわからないし、絵を見ても本当にまったくストーリーもわからない代物ですが…)

以前、海外出張に行く夫に絵本を頼んでみたところ、私の意図を理解していない彼は空港の本屋で英語のペーパーバックを買ってきました。夫の海外土産には、いつもがっかりさせられます(笑)

来週、義理の両親がパリへ行きます。
お土産は何がいいかと聞かれ、エルメスのスカーフとは言えない間柄なので、子どものために絵本をお願いしておきました。きっと孫のためなので、かわいいフランス語の絵本を間違いなく買ってきてくれることと思います。久しぶりにコレクションが増える!嬉しい!

私が持っているのは、すべてヨーロッパと英語のものです。
アジアのものがないので、アジアの絵本はどんな感じなのか興味があります。
もうすぐ夫がタイに出張しますが、本屋に行く時間はとれないそうです。(前回のことは忘れて、またペーパーバック買ってきたりして)

板橋に、「いたばしボローニャ子ども絵本館」という図書館があります。海外の絵本専門の図書館です。子どもに、ページをびりびりと破かない分別がついたら行ってみたい場所。
そして何よりも、私自身が海外の本屋でぶらぶらできる旅をしたいなーーーと強く夢見る今日この頃です。


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今日は海の日でした。
海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」
という趣旨で制定された国民の祝日、とのこと。
こんな日は海水浴か水族館に行って海の恩恵を感じるべきですが、
今日のところは息子の強いリクエストで遊園地のプールに行ってきました。

このところ続いていた不安定な天気を吹き飛ばすような晴天のもと
プールは多くの人で賑わい、その光景はまさにザ・夏休みという感じ。
そんな中、私が最も印象的だったのが休憩時間のラジオ体操です。

1時間に1度やってくる休憩時間になると毎回、
皆さんがご存じのラジオ体操の音楽が館内放送でかかり、
遊園地のキャラクターの着ぐるみが指揮をとって突然体操が始まります。
(着ぐるみの中はさぞかし暑かろう..)
するとプールから上がった老若男女、ほぼ全員が何の迷いも無く一斉に
ラジオ体操をするのです。

もちろん私もあの音楽が流れると自然に体が動いてしまいます。
こんなに大勢の人たちの体に沁みついているラジオ体操って不思議だなぁ、
などと思いながら今日は計4回ラジオ体操をすることになりました。

思い起こせば学生時代はもちろん、私がいた職場では毎朝ラジオ体操で
一日の業務がスタートしたものです。
調べてみると、ラジオ体操は1928年に逓信省簡易保険局
(現かんぽ生命保険)が国民保健体操として制定しNHKのラジオ放送
によって普及したもので、現在も「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」
をはじめ多くのイベントが催されているようです。
全国ラジオ体操連盟なる団体もありました。

そんなことを調べていると、友人から明朝近所の公園で行われる
ラジオ体操のお誘いメールが..。
がんばって早起きしよっか。
明日はラジオ体操の長い歴史に思いをはせながらじっくりと体操してきます。


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もうすぐ夏休み。
夏祭りに花火大会と、お楽しみが続きます。
若い夏に活躍した浴衣は長~い間箪笥の肥しでしたが、
150cmをこえた子供が着ることになりました。
今年の浴衣のトレンドは古典・レトロだそうです。

古典・レトロとは、
昔から日本にある浴衣や着物の柄のこと。
私の浴衣は紺地に和花の模様と、正に古典!

当初、お安い店で「浴衣・帯・下駄3点の5000円セット」で
よいから買ってほしいとねだられていましたが、
ふと私の浴衣をひっぱりだしてみたところ、
「レトロでいい」と気に入ったようで、私はにんまり(^^)/
お友達も、お母さんの浴衣を着ることになったそうです。

心配は2つ。

1.きちんと着付けられる?
きちんと着付けるのが今年風。
着ているうちにゆるんでくる着崩れもさることながら、
そもそも、着付けられるのかしら?
確かに何年かは毎年着ていたはずなのですが、
着方なんて忘却の彼方・・・
ネットの記事と動画にお世話になります(^_^;)

2.慣れない下駄で歩けなくなるのでは?
足が痛くて痛くて、裸足になりたくなって涙ぐんだ
記憶がよみがえります。
七五三以来「下駄・草履」に縁のない子供が
そもそも鼻緒に指がすすまない様子に不安がつのります。
毎晩少しでも慣らして、ダメなら厚底ビーチサンダルで。

箪笥の肥しの浴衣をお持ちの方、今年ならトレンドです♪


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七夕なのに、天の川は見えそうにありません。。
たくさんの願い事が書かれた短冊が結ばれた笹飾りも、
星空の下で揺れたかったでしょうに。
「戦争になりませんように」という子どもの字の短冊を
週末街でみかけ、何だか切なくなりました・・・

何かが欲しい
どこかに行きたい
こうなってほしい

たくさんの夢や願いは、
あたり前の「今」の土台があってこそ。
戦争がおきたら、病気になったら、災害にあったら、
それどころではなくなる、と311でつきつけらたことを
改めて思い出しました。

今に感謝しつつ、夢をみたい。

♪星に願いをだれもがかける
いつかは幸せくると♪


見積6社横並びで暖房と助成金勝負?」から話が飛んでいましたが、
結局、ハウスメーカーAのKさんの尽力で助成金を得て、
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」を建てました。

20130527高断熱性能、高性能設備機器と制御機構等との組み合わせによるゼロエネシステムの導入により、年間の一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロとなる新築及び既築の住宅。
 
→今まで以上の省エネ仕様の住宅をつくり、太陽光発電など自宅で作ったエネルギー量で暮らせる家

「今まで以上の省エネ仕様の住宅」はそもそもの考えでしたが、助成金に必須または助成対象ゆえ思い切ってつけたハイスペックなモノもあります。
・太陽光発電 ※必須
・HEMS ※必須
・熱交換換気システム ※譲れない窓の大きさによる熱損失を補ってQ値達成のために必要
・オールLED照明 ※助成対象
・最先端エアコン ※助成対象

助成金はいただけてもトータルの予算があるため、仕様をとことん見直し、漆喰壁や2Fフローリングなど諦めたモノは数知れず(涙)

ちなみに、直近の一月の料金を記すと、
・売電力 16464円
・買電力 ▲3911円
・都市ガス ▲3760円
===================
計   +8793円

年間通じて計算しないと、本当にネット・ゼロ・エネルギー・ハウスなのかはわかりませんが、なかなかいい線をいっているのではないと思っています。


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「消えた年金問題」にて、未だ2200万件が宙に浮いています。
私は事件発覚後すぐに自分の分のみ確認したまま、
お恥ずかしいことに「大変だな~」と対岸の火事でした(^ ^;)

実は最近、母の年金に未払期間があることを兄が気づき、
ねんきんネット」で、母と同姓同名(旧姓)、同じ生年月日の
「宙にういた年金記録」があることをつきとめました!
いろいろあり、まだ母の年金記録とはされてはいないのですが、
もっと早く親の記録も確認してあげればよかったと後悔しています。

毎年誕生月に送られる「ねんきん定期便」、
何か不可思議なところはないでしょうか?
自分の分はもとより、例えば夏休みに帰省したら、
「2200万分の1ではないでしょうね?」
と、親の記録を確認してあげるてはどうでしょう?
親の年金の一部が宙に浮いているかもしれません。

何かあったらすぐに年金事務所に相談にいく方法もありますが、
「ねんきん定期便」記載のアクセスキーと、基礎年金番号にて、
ねんきんネット」の利用がお勧めです。
年金加入記録照会や、持ち主不明記録検索にて
ある程度あたりをつけて、年金事務所へ行くことができます。

何もなくても、年金記録を見ながら、
父の現役時代の自慢話に耳をかたむけたり、
母の娘時代のハイライトを聞き出したりすることは
何よりの親孝行かもしれません。

今春父が急逝し、「親孝行したいときに親はなし」と
寂しく実感しています。


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いま私が最も夢中になっているのはカブトムシの飼育です。
もともとあまり昆虫は得意ではなかったのですが、
昨年の秋に息子が友だちから5匹の幼虫を譲り受けて以来
すっかりその魅力にハマってしまいました。

はじめは気持ちが悪くて見るのも憂鬱な日が続いたため、
とりあえず「ぽんちゃん」という可愛らしい名前を付けました。
これが功を奏したのか、その後は毎日じっくり観察できるようになり
徐々に幼虫たちへの愛着がわきはじめたのです。

息子は遊びに夢中で世話もせず、旦那は無関心。
気がつけばカブトムシは私だけのペットになり、
快適な住環境を維持するためにありったけの愛情を注いできました。
そしてついにその幼虫たちがすべて成虫になったのです!
しかもどのカブトムシもかなりのビッグサイズで健康そのもの。
育ての親としては嬉しい限りです。

カブトムシは卵→幼虫→蛹→成虫という完全変態を行うので
飼育にドラマがあって、大げさに言うと生命の神秘とか
自然の偉大さとかを目の当たりにできて大人でも感動してしまいます。
でも寂しいことにカブトムシの命はひと夏だけ。
窮屈な環境で申し訳ない気もするのですが、
どの子も寿命をまっとうできるように今後もお世話に専念します。
来年またジュニアたちに会えることを願いつつ。。

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早々と梅雨があけ、寝苦しい夏の夜がきちゃいました。
「ブラインドシャッター」をおろして1Fの窓を開けたまま、
「外開き窓」で卓越風を呼び込んで、
昨夜は、冷房なしで快眠できました!
家族はアイスノンや扇風機のお世話になっていますが(^ ^;)

さて、家の中の風通しをよくするために、
浴室以外の全てドアは「天井いっぱいまでの引戸」です。
一部どうしても壁が必要な引戸は、戸を壁の中に引き込むことの
できる引戸「引き込み戸」です。

そもそも、あけたときにドアがじゃまにならなく、
開放感がある引戸にはしようと思っていました。
高気密・高断熱・防音などがしにくいことがデメリットですが、
個室ごとではなく、家中温かく涼しい家を目指すので決定。

更に、天井高までの引戸は、天井からドアまでの
たれ壁がないため、風通しもよく、見た目もスッキリ。
モデルハウスや雑誌でみて、いいな~と思っていました。
本当は「木」が希望でしたが、合板ならいっそのことと
壁にあわせた白の一番お安い戸にして、天井高を実現(笑)
使い勝手も、広がり感も満足です。