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20131209

12月に入ると、日の進みが早い気がします。
今年に何かやり残したことはありますか?
大掃除、会いたかった人、読みたかった本・・・。
私はお礼を言いたかった友達数人に声をかけ
週末に忘年会を催して、しゃべり倒しました。

流石、師も走り回るほど忙しい「師走」ですね。
年賀状のやりとりだけになってしまった恩師がいました。
会いたいと連絡をとったら、病に倒れていました。
先輩が快気祝をする際には必ず声をかけてくれると言うので、
楽しみに待っていたら、先輩からの連絡は訃報でした。
久しぶりにあった先生は、白い花に囲まれて無言でした。
話がききたかった、話をきいてもらいたかった。。
でも、どうしようもありません。

「そのうち」「いずれ」「いつか」と後回しにした将来に、
今思う通りにできる保障は何もない。
人も、モノも、店にも出会えないかもしれません。
そんな当たり前のことを今更ながらに考えました。
大事なことは「今」ですよね(笑)

ちなみに、気になっていた眼科に先ほど行ったところ
評判のいい近所の眼科は、同じ考えの人が多いせいか大混雑。
検査だけ終えた帰ってきて、22:30に診察のために再訪予定。
今日中に戻ってこれるかな(^ ^;)


写真-7
2011年春に今の家に引っ越してきて、2年半以上が経過。
新居の頃のあの決意はどこへやら。
綺麗に整頓されていた押入れやクローゼットが、
かーなーり、荒れてきました(悲)。

整理するのが苦手なのは仕方ない。
整理ができない人間にとっては、物を増やさないことが最優先事項です。
大掃除よりも何よりも、まずは断捨離から始めようと、
週末は処分する洋服を選抜。
捨てると決めたTシャツ類をちょきちょきとダスターに変身させた他、
増えに増えた紙袋の分類&処分を行いました。
さらに、片付かないキッチンを少しはマシにしようと、
隙間収納ラックを通販にて注文。

そこで週末は終了です。

あと今年中に手をつけなければならないのは、
・さらなる洋服の整理&処分!
・読むつもりで置いてある雑誌を処分!
・本はブックオフへ!
・ゴワゴワぼろぼろになったタオル類は、全部雑巾に!
・冷蔵庫で忘れられているチーズをせっせと食べる!

ってな感じでしょうか。

これらの他に、大掃除も少しずつやらなければならないと思うと、
ちょっとブルーです。かなり追い詰められた気分…
私は本当に怠惰でズボラなのです。

でも、ちょっとだけ隙間のできたクローゼットを見ると、
やっぱり気分はいいですからね。
ごわごわバスタオルの代わりに、新年から使えるように
上質なバスタオルを買うことを自分へのご褒美に、
もう少し頑張って断捨離したいと思います。


お正月が近づくと、お花屋さんの店先に赤い実をつけた花束や鉢。
新しい年のよきことを願い、縁起木にあやかるのもいいですよね。

この赤い実の木達は、
大金のたとえとして赤い実をつける、常緑低木。
四季を通じてつややかな葉を保ち、美しい赤い実が晩秋から春まで
つく事から商売が常に栄える、商売繁盛という縁起のいい木です。
この樹の赤い実を眺めながら、お金持ちになることを夢見る?

ちなみに、一番赤い実がたわわになる「万両」を最高位として、
千両、百両、十両、一両と5種類。

 万両
ヤブコウジ科の常緑低木です。冬に熟す果実が美しいので栽培され、特に名前がめでたいのでセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされています。冬に付ける赤い果実と緑色のコントラストが美しい白色の花が7月頃に咲き、小枝の先に散形花序をなします。果実は液果で10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られます

縁起のいい木は、万両・千両たちだけでありません。
同じく赤い実をつける、難を転じる「南天」
新芽が出てから古葉が散る繁栄の象徴「ゆずりは」
長寿の象徴「松」

松と言えば、恥ずかしながら、今年知った「梅」の言われ。
朝の連続ドラマ「梅ちゃん先生」で、主人公・梅子は、
梅は、松(兄)や竹(姉)より下と劣等感をもっていたが、
中国では松竹梅は「歳寒の三友」で上下はない!

・冬の寒さの中でも緑を保つ松
・雪の重さにも負けずにすくっと生える竹
・厳しい冬に耐えて真っ先に咲く梅

2013年は、皆さんにHappyなことが雪崩のごとくおきますように!


メリークリスマス!
夕方には、ケーキやご馳走を買う多くの人を見かけました。
おかげさまで、私は暖かい新居で家族揃って過ごしています。
家族揃って食卓を囲める、普通?のことが何より幸せなことですね。
皆さんは、どんなクリスマスをお過ごしですか?

さて、太陽と風で、できるだけ冷暖房を使わないことを
目標にした「パッシブハウス」。具体的にどうしたらいいのか?
設計士や工務店向けにかかれた本。

省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル
断熱・気密・通風・採光・日射遮蔽・昼光利用・日射熱利用(パッシブソーラー)・ 設備計画(換気・暖房・冷房・照明・太陽熱給湯・太陽光発電)など、

住宅を省エネルギー化する温熱環境の設計手法がイチから分かる! 「そもそも“エネルギー”とは?」といった基礎知識から、断熱や通風など設計に必要な要素技術の基本を解説。そのうえで、熱損失係数[Q値]や夏期日射取得係数[μ値]などの計算方法、設計の具体的方法を、実例を交えて紹介。低炭素時代の住宅設計に必携の1冊です!!

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「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」の基本的な考え方
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・省エネ・エコ住宅は計算で裏付けられる

・パッシブデザインは、日照・通風など立地条件による

・換気・暖冷房・給湯・照明など計様々な要素のバランスが大事

・建築でなく、住まい方が大事

上記をふまえて、私が重要と思ったことは、、
・効率的な組み合わせを考える上でどんな暖房にするか?
・昼間の日射を蓄熱するために、壁・床の素材をそうするか?

無垢材の床は憧れですが、蓄熱を考えた場合、
「松=パイン」に軍配が上がります。タイルも蓄熱力が高いです。
クロスよりも塗り壁の方が高いです。
ウチは1Fは無垢のパイン、壁は一部塗壁にしました。


 

今年もクリスマスがやってきました。
我が家には気分を盛り上げるような大きなクリスマスツリーはなく、
卓上の小さな小さなツリーと知人からいただいた素朴なリースで
かなり地味にクリスマスを祝っています。

先日、久しぶりに街に出掛けたらデパートにゴージャスな巨大ツリー
があって思わず興奮してしまいました。
でも最近街で見かけるツリーは自分が小さい頃に見ていたものと違って
妙にシックだったり、反対にすごくきらびやかだったり、
またデフォルメされてとてもスタイリッシュだったりと、
以前のような素朴な温かさを感じるようなツリーは少なくなったような気がします。

そして昔ながらのオーナメントである赤いリンゴやろうそく、
杖の形をしたキャンディや靴下などを思い出していたら
それらの由来が気になったのでちょっと調べてみました。
起源などは諸説あって結構ややこしいので、
私でも理解できた内容をざっくりと記しておきます。

★先端の星:キリストが誕生したときに輝いた星で「希望」を表す
★ベル:キリストの誕生を知らせる鈴で「喜び」を表す
★リンゴ:アダムとイヴが食べた知恵の木の実、または神への捧げもので「愛」を表す
★杖の形をしたキャンディ:羊飼いが迷った羊を連れ戻す際に使うので「助け合いの精神」を表す
★キャンドル:キリストの象徴で「世を照らす光」を表す

最近よくある赤くメッキされたボールはリンゴが変化したもので、
電球を用いた電飾はキャンドルの代用だそうです。
そしてそもそもクリスマスツリーの起源は北欧かドイツのようなのですが、
いずれにせよ冬にも枯れない常緑樹であるモミの木を「永遠の命」の象徴としたようです。

またひとつ勉強しました。今後はそんな先人の想いを頭の片隅において
クリスマスツリーを眺めたいと思います。
投稿は>>こちらへ


暖房が殆ど不要なほど断熱性能が高い「パッシブハウス」はいい。
でも、一年中窓を閉めたまま、省エネなエアコンに頼る生活は
私の思い描く暮らしではない。

高断熱・高気密な家の窓を、暑い時はあけ、寒い時はしめる。
夏は風の力を借りて、冬は太陽の力を借りる。

断熱と気密の本の中で、この考えにぴったりな本に出会った。
住宅技術評論家の南氏の著書。

スラスラわかる断熱・気密のすべて スラスラわかる断熱・気密のすべて
必要なのはどの断熱工法がよくて、どれがダメなのか?ではなく、純粋に断熱・気密の理論を学ぶこと。章のはじめには三人の主婦が登場して、色々な視点からの断熱・気密に関する疑問を浮き彫りにさせ、その疑問にゆっくり解説していく。住宅断熱で必要なすべての項目をわかりやすく網羅し、しかも持論である健康で快適で省エネで日本らしい「新自然住宅」のデザインにまで導く。

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「新自然住宅」の基本的な考え方
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・必要なレベルの高断熱・高気密を

・でも、小さく少ない窓を閉めたまま、機械に空調管理を任せるような家ではない。大きい窓をあけたりしめたりしながら、人が季節を感じながら暮らす家

・また、かっちりとした個室がいくつもある家ではない。吹抜、襖、障子、縁側などで、家を一つにしたり、区切ったりする家

・冬は南の大きな窓から日射を最大に取り入れ、土間などに蓄熱させる

・夏は北の地窓から涼しい空気を取り入れ、高い窓から熱風を逃がす。夏の土間はひんやり

高性能で省エネの冷暖房よりも、
太陽と風の力で、冷暖房を使わないにこしたことはない。
太陽と風はCo2も出さないし、なんといっても無料(笑)
ウチも、自然の力を借りる「日本らしい高断熱住宅」!


外の空気の冷たいこと!
あっという間に冬がやって来ました。
昨日の日曜日は家にいたので、1日中床暖房を入れていました。
ガス代が気になりつつも、寒くて縮こまっていると肩はこるし、
腰が重くなって何も手につかないので、私的には床暖房サマサマ。

本当は床暖房は入れずに、最低限のストーブで過ごすのが理想なので
ソファの上でくるまることができる、ふかふかのブランケットを買いました。

あとは、布製で内側がフリース素材になってるような
ルームシューズを買うと私の冬仕度は完了なのですが、
今年はまだ気に入った柄が見つからず、購入には至っていません。
分厚い靴下でしのいでいますが、急いで探さないとな~

充電式の湯たんぽも気になっていますが、今年は従来のお湯タイプで過ごし、
来年、口コミを見て充電式を買おうかな、と考えてます。
実家の母は、ブーツ型の足用湯たんぽを愛用。
そしてソファの上に電気毛布を置いていて、そこで寝てました。
なんか、それもすごくあったかそうだった。

先週から我が家に犬がやってきて(生後3カ月)、
抱っこしてゴロンと寝っころがったらあったかいだろうな~♪
なんて思い描いていたのですが、元気な暴れん坊でじっとしていないので、
添い寝したり、湯たんぽ代わりにするのは夢に終わりました。

犬のために電子レンジで温めるタイプの湯たんぽと電気ヒーターを買ったのですが、
両方とも、カバーがビリビリに破かれてしまいました。とほほ。
家をあけるときは暖房を切るので、犬の為にどうやって暖をとるのか。
人間のことよりも、犬のことが心配な今日この頃。
かわいらしい寝顔(鼾つき)のお陰で、私の心はポカポカです。


クリスマスイブの夕方、ケーキやご馳走の入った袋を手に、
手をつなぐ小さな兄弟、カップル、お母さん、おじいさんなど、
家路に急ぐたくさんの人をみて、何だか幸せな気持ちになりました。

楽しいクリスマスが終わったら、お正月。
1月7日は、七草をいれた粥を食べる七草粥の習慣があります。
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。
忘年会、クリスマス、お正月と疲れた胃腸もほっと一息。

この春の七草「スズシロ」は大根です。
大根には消化酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)が多量に含まれ、
特におろしなどで生のまま食べれば、消化、整腸の働きをします。
へたな役者を「大根役者」と言うのは、
「あたらない」事にかけたものだそうです(笑)

また、大根は生で食べると体を冷やしますが、
煮物など加熱すると体を温める効能があるそうです。
好物の大根とツナをマヨネーズと醤油であえたサラダは
冬には大根をゆでて料理するのもいいかも(^ ^;)

大根は日本人の食卓にかかせないおなじみの野菜。
皆さんは、どんな大根料理が好きですか?
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今年は紅葉が遅れたこともあって
秋と冬の境目がいつも以上にぼやけているように感じます。
でも私の住んでいる比較的温暖な地域でも
ここ一週間ほどは厳しい寒さが続き、
一年の終わりを目前に本格的な冬が到来しました。

今回は、そんな中で逞しく咲いている
花たちに注目したいと思います。
冬の花といえば、上の写真にもある寒椿と
シクラメンくらいしか私は思いつかないのですが、

  さざんかさざんか咲いた道~♪
  たき火だたき火だ落ち葉たき~♪

というくらいだから山茶花も冬の花。
でも山茶花ってどんな花?

で調べてみると、山茶花は椿にそっくりな花で
ぱっと見では区別はつかないようです。
一応、山茶花よりも椿の方が花びらの数が多い、
などという違いはあるようなのですが、
雑種が多いのでそれらの特徴も一概には当てはまらないとのこと。

でも区別できる決定的な特徴がひとつ。
それは山茶花は花びらが一枚ずつ散るのに対し
椿は花ごとボトンと散るということ。
散っている様子を見れば区別はつくらしいのです。

 

私が寒椿だと思っていた近所の花は
明らかに花びらが一枚ずつ落ちている。
という訳で、実は山茶花だったことが判明しました。
ひとつ勉強。

皆さんも「冬に咲く花」を見たらぜひ教えてください。
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311の大震災で様々なことを考えさせられた2011年も残り少し。
被災地には、震災直後から全国より温かな心が届けられましたが、
年末に、もう一度、応援する興味深い方法があります。

「ふるさと納税」
あなたやあなたの家族が、来年2012年に支払う住民税を、
寄付という形で、任意の自治体・地方公共団体に前払いする制度。
例えば、東京都民でも、宮城県○○町に住民税を納められます。

震災前からある制度ですが、
・好きなふるさと・自治体を選べる
・自分の手でお金を100%自治体に贈れる
・税金の使い道を指定できる(○○町被災者への義援金、町復興支援など)

具体的には、
・自治体を選んで寄付を行い、領収書を発行してもらう
・2012年春までに、この寄付を確定申告する
・2012年の住民税から、寄付金額の多くが控除される

例えば、収入500万円(所得税率10%)の人が3万円寄付して確定申告すると
25,300円還付されます。つまり、4,700円は純粋な寄付、
25,300円は税金の使い道を指定したことになります。

参考サイト
総務省 ふるさと寄付金
ふるさと納税応援サイト 税額控除額シュミレーター

確定申告など、ちょっと手間はかかりますが、
『思い』を『かたち』にする一つの方法ですよね。

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