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20140922

秋のお彼岸にかかせない御萩(おはぎ)。
牡丹餅(ぼたもち)との違いは何でしょう?
いろいろな説があるようですが、
秋は萩の花にちなみ「おはぎ」
とれたての小豆が使えるので皮ごと使った粒あん。
春は牡丹の花にちなみ「ぼたもち」でこしあん。

週末のスーパーのチラシには、
おはぎとぼたもちの両方の文字が躍っていました(^_^;)

身近な例では、
私の実家では、春秋問わず「ぼたもち」と呼び、
常に粒あんで作っていました。
秋はおはぎ、春はぼたもちと言いわけるものの、
必ず粒あんとこしあんの両方を作る親戚もいます。
面白いですね~。

今回のお彼岸は、粒あんとこしあんの手作りの
おはぎをいただき、両方を堪能しました。
昔は上品なこしあんが好きでしたが、
今は粒あんの方が味わい深くて好きです。
ご馳走さまでした!

さて、仏教では、
生死の海を渡って到達する悟りの世界は「彼岸」、
私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界は「此岸(しがん)」。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、
先祖供養をするようになったそうです。

彼岸の善行・悪行は共に過大な果報があるそうなので、
悪事を止め、善事に精進したいですね♪


秋は魅力的な食べ物がたくさん登場しますが、
中でも私は「栗」を使った和菓子に魅了されてしまいます。
それは栗きんとん。

私がいま住んでいる名古屋では9月に入ると、お隣の岐阜県で
栗きんとんの製造が始まったというニュースが必ずテレビで流れます。
人々はそれを見て岐阜県名産の栗の収穫が開始されたことを知り、
いち早く秋を感じるのです。

栗きんとんというと、静岡~東京暮らしが長かった私などは
サツマイモと栗の甘露煮で作られたおせち料理の一品を想像するのですが、
こちらでは収穫したての栗と砂糖のみで作った餡を茶巾絞りしただけの
とても素朴なお饅頭のことを指します。

素朴といっても厳選された栗のみを使い一つ一つ手造りなので
美味しいのはもちろんですが、とても高価。
小さな小さなひとつの栗きんとんが250円くらいします。
日持ちもせず、極めてフレッシュで儚いお菓子なのです。

飾り気がない素朴でシンプルな製法、
日本らしい和栗の繊細な味、
そしてホロホロとした何とも言えない食感が私は大好きです。
皆さんも機会があればぜひこの栗きんとんで
四季の移り変わりを感じてみてください。

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20140908

今晩は少しでもお月見ができたら嬉しいです。
さて、「片見月」をご存知ですか?
私の育った地域では十五夜だけでしたが、
次に美しいとされる十三夜も観る地域では、
片方しか観ないのは縁起が悪いというそうです。

十五夜。
縁側に台をおき、近所からとってきたすすきを飾り、
祖母が作った15個のお団子を並べ、美しい月を観ながら、
「う~さぎ、うさぎ」と歌い、お団子を頬張る。
田舎で祖母は毎年用意してくれました。

いまや用意する立場の私ですが、
観れても観れなくてもお団子だけは欠かせません(^_^;)

里芋などのイモ類を供えることから、
別名「芋名月」という地域もあるそうです。

十三夜。
旧暦8月15日の十五夜の後に巡ってくるのが十三夜。
栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも。

今晩観れたら、10月6日の十三夜も是非♪


20140901

過去の電気使用量・料金の推移を一覧やグラフで表示、
こんなwebサービスを各電力会社が提供しています。
先日、東京電力「でんき家計簿」のチラシが
使用料のお知らせとともに入っていました。
「使用料をみんなと比べる」に惹かれて登録してみました。

まず、登録は、
「電器ご使用量のお知らせ」を手元に、事業所コード・
お客様番号・契約住所や、連絡先等を登録

すると、ウチの電気使用データが反映されます。
「使用量と料金をグラフで見る」で、
2年分の使用量や料金をグラフで見ました。
季節による動きや、昨年との比較がわかります。

興味津々だった「使用量をみんなと比べる」は、
ウチ、よく似たご家庭、省エネ上手なご家庭の比較。
よく似たご家庭とは、
同じ地域で、広さ、戸建orマンション、世帯人数による100戸。
省エネ上手なご家庭とは、
よく似たご家庭のうち、上位20戸。

7/23~8/21一月の結果は、
大変良い!「お客さまのご使用量は、お住まいの地域の省エネ
上手なご家庭を60%下回っています」
ウチは平日昼間は人がいないし、冷房は最低限、
照明が殆どLEDだからかな(^_^;)

このほかのメニュー、
・ピッタリな省エネ術を知る
・家電アシスト
・お得な料金メニューを探す
・各種お手続き

web電気照会サービス
東京電力「でんき家計簿
北海道電力「電気ご使用量・料金実績照会サービス
東北電力「電気ご使用実績照会サービス
中部電力「Club KatEne(クラブ カテエネ)
関西電力「はぴeみる電
中国電力「電気料金・使用量の照会
四国電力「電気料金・使用量照会サービス
九州電力「省エネ快適ライフ
沖縄電力「電気使用量照会サービス

家族で情報を共有できれば、節電もさらに進む!?


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セミの鳴き声もめっきり小さくなり、
スーパーには水着などの夏グッズが叩き売り価格で並び始めました。
暑さはまだまだ厳しいけれど、お盆の頃を境に夏の終わりを感じ始めます。

お盆と言えば、我が家では初めてのお盆を迎えました。
今年の初めに家に仏壇がやってきたのですが、
なにせ私はいま住んでいる土地の風習もよく知らないし
仏壇のあしらいもわかりません。
そこで、とりあえず実家の仏壇を思い出して
動物に模したナスとキュウリを飾ることにしました。

しかし作り方もその意味もわからないので調べてみると、
このナスとキュウリは「精霊馬」と呼ばれ、
故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための
乗り物に見立てられているそうです。
キュウリは足の速い馬で「あの世から早く家に戻ってくるように」
ナスは歩みの遅い牛で「あの世に帰るのが少しでも遅くなるように」
との願いが込められているとのこと。
故人への思いがこんな形で表されているとはちょっと感動です..。

私も思いを込めて作ってみたのですが、
どうも間抜けな感じになってしまいました(^^);

静岡にある実家に帰省すると、仏壇には母が作ったナスの牛がありました。
さすが、私と違って完成度が高い!
葉っぱで作った可愛らしい耳と、
牛に水を飲ませる心配りに母の年季を感じます。

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0714

もうすぐ夏休み。
夏祭りに花火大会と、お楽しみが続きます。
若い夏に活躍した浴衣は長~い間箪笥の肥しでしたが、
150cmをこえた子供が着ることになりました。
今年の浴衣のトレンドは古典・レトロだそうです。

古典・レトロとは、
昔から日本にある浴衣や着物の柄のこと。
私の浴衣は紺地に和花の模様と、正に古典!

当初、お安い店で「浴衣・帯・下駄3点の5000円セット」で
よいから買ってほしいとねだられていましたが、
ふと私の浴衣をひっぱりだしてみたところ、
「レトロでいい」と気に入ったようで、私はにんまり(^^)/
お友達も、お母さんの浴衣を着ることになったそうです。

心配は2つ。

1.きちんと着付けられる?
きちんと着付けるのが今年風。
着ているうちにゆるんでくる着崩れもさることながら、
そもそも、着付けられるのかしら?
確かに何年かは毎年着ていたはずなのですが、
着方なんて忘却の彼方・・・
ネットの記事と動画にお世話になります(^_^;)

2.慣れない下駄で歩けなくなるのでは?
足が痛くて痛くて、裸足になりたくなって涙ぐんだ
記憶がよみがえります。
七五三以来「下駄・草履」に縁のない子供が
そもそも鼻緒に指がすすまない様子に不安がつのります。
毎晩少しでも慣らして、ダメなら厚底ビーチサンダルで。

箪笥の肥しの浴衣をお持ちの方、今年ならトレンドです♪


20140707

七夕なのに、天の川は見えそうにありません。。
たくさんの願い事が書かれた短冊が結ばれた笹飾りも、
星空の下で揺れたかったでしょうに。
「戦争になりませんように」という子どもの字の短冊を
週末街でみかけ、何だか切なくなりました・・・

何かが欲しい
どこかに行きたい
こうなってほしい

たくさんの夢や願いは、
あたり前の「今」の土台があってこそ。
戦争がおきたら、病気になったら、災害にあったら、
それどころではなくなる、と311でつきつけらたことを
改めて思い出しました。

今に感謝しつつ、夢をみたい。

♪星に願いをだれもがかける
いつかは幸せくると♪


20140609


薪能(たきぎのう)は、春から秋の夜間に、
神社仏閣や公園などでかがり火を焚いて行う野外能。
近所の神社で毎年行われる薪能に先月初めて行って
「幽玄」という言葉を感じることができました。
そして、次の憧れ「海をのぞむ薪能」に出会いました。

天気に左右される薪能。
日頃の行いのおかげか?、お天気に恵まれ、
演目で演じられた現世から死を、夕焼けから星空と、
闇の移り変わりとともに、美しさを堪能しました。
開放的な野外の静かな夜に燃えるかがり火と趣あふれ、
高校生の課外授業「能」に熟睡して以来の初心者にも
存分に楽しめました(^_^;)

熱海・MOA美術館薪能
このポスターに運命の出会いです。

夏の夜を幻想的に彩るかがり火と、舞台後方に広がる雄大な相模の海。そして、海上を照らす月の光…。
MOA美術館の薪能は、大自然の雄大なロケーションを生かした舞台で演じられます。

残念ながら、今年は行けません。。
来年は行こうと、既にカレンダーに書き込みました。

皆さんのお近くでも、きっと薪能が行われています。
夏のおすすめイベントです。


333

 

もともと芝が張ってあるだけだった殺風景な庭。
これを何とかして樹木や草花で覆われた
緑豊かな庭にできないものかと試行錯誤すること約3年。
粘土質&石ころでカチコチの土に四苦八苦しながら
庭作りは少しずつ前進しています。

この春も新しい植物を増やそうと
時間があれば園芸店を覗いているのですが、
私が選ぶ植物はとにかく地味..。
家に帰って庭に植えみても、どうも華がない。
ご近所さんたちは鮮やかな花でキラキラしているけど
何だかうちだけは渋さが際立っている。

でもまぁこれはしょうがないか。
などと思いつつ、私の庭の一部を紹介させてください。

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ひときわ地味に咲くシコタンソウ。
いま一番お気に入りの小さな小さな山野草。

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アジュガとワイン色のクローバー。
奥は花が終わり葉だけになったハゴロモジャスミン。

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花芽が付き梅雨時の開花を待つアジサイ、アナベル。
これが咲けば少しは華やかな庭になるか?

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うちにある花の中で一番高値なクレマチス。
でもこれはあっという間に散ってしまう(涙)

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京都にあるカフェ「つばめ」の店先を真似して植えたツルハナナス。
これは生育旺盛で周りの植物を駆逐するらしいので注意が必要。

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おまけのイチゴ。
息子が小学校で貰ってきた苗が立派に育ってくれた。
バカにしていたが収穫したら美味しくてびっくり。

まだまだ私の庭づくりは続きます。
紫外線にも負けず、理想の庭を目指して前進あるのみです。

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CA3C0261
皆さん、お花見されましたか??
私は生憎、予定していた日曜日が雨となり中止。
近所や電車の中から「綺麗だなー」と眺めるのみとなりました。
今週末は、葉桜を見る会が行われる予定。今度は晴れるといいな。

お花見気分に刺激されたのか、とある雑誌で「消費税アップ分は自炊ランチで取り戻す」なんて見出しに触発されたのかわかりませんが、ちょーーー久しぶりにお弁当を作ってみました。For 旦那。

なぜ旦那のだけかというと、私サイズのお弁当箱を持っていないから。。
本当は自分の分を作りたかったんですけどね。

最近忙しくて、昼ごはんはいつも決まったパン屋のサンドウィッチかスーパーのお弁当なんてことが多く、夜も適当に済ましてて栄養バランスが気にはなっていたのです。朝食に必ずたっぷりのビタミンを果物でとることにしているのでそれは良いとしても、野菜、たんぱく質がとれていない!

私のお弁当は、かわいいサイズのランチボックスを見つけてから取り組むとして、とりあえず旦那の分は写真のような感じになりました。赤と緑が入ってるから、彩りには我ながら満足。あと卵焼きの黄色があればグッドだったかな。

殆ど前日につくったお惣菜を入れただけなのですが、自炊って調理能力が高くないと結果食費は安くなりませんよね・・・ってことに改めて気付きました。それなりの種類の食材を買わないといけませんから。

私は、冷蔵庫にある食材でうまいこと色々なメニューを作るワザは持っていないので、消費税分を取り戻すことはできそうにありません。

ただ、やはり栄養バランスというか身体が欲しているものを自分で料理して食べるということが何より大切なような気がしますので、お弁当熱が冷めないうちに、マイ弁当箱をゲットすることにします。