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20140922

昼と夜の長さがほぼ同じとなる春分の日を超え、
日に日に昼が長くなっていきます。
厳しい寒さも目処がつき、春の気分です。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですが、
この言葉には「人生の励まし」の意もあるそうです。

「秋はおはぎ?ぼたもち?」より

さて、仏教では、
生死の海を渡って到達する悟りの世界は「彼岸」、
私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界は「此岸(しがん)」。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、
先祖供養をするようになったそうです。

ということで、お彼岸は、
煩悩に惑わされている人間が最も悟りに近づく期間。
暑さ寒さだけでなく、それに伴う様々なつらさも、
彼岸のころには(=時間が経てば)
和らいで楽になるよ、という教えなのだそうです。
「冬来たりなば春遠からじ」と似ています。

週末は、義母が大量のこしあんとつぶあんのぼたもちを作る、
お手伝いをしてきました。テーブルに置き切れない
ぼたもちの海は、義母の彼岸への想いのようです。

親しい人の死も、時間が悲しみを和らげてくれます。
辛い思い出も、少しずつ忘れていきます。
自分にはどうしようもないことも、
何とかなっていくはず!?


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空気が少しモワンとしてきたと思ったら、
我が家の小さな庭がざわざわと動き始めていました。
寒さでシックな紫色に変化していたツルハナナスの枝先からは
鮮やかな緑色の葉をつけた枝がもうすでに数センチ伸びています。

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葉がすべて落ちてどう見てもただの枯草にしか見えなかった
クレマチスにも立派な芽が育ち、
これからツルを伸ばしてやろうというパワーがみなぎっています。

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フェンスに旺盛に絡みついているハゴロモジャスミンには
今にも咲きそうな赤い蕾がぎっしり。
開花したときのあの香りを想像するとワクワ‪してしまいます。

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去年の夏の猛暑で枯れてしまい
開花をあきらめていた一株のクリスマスローズ。
でもほかのクリスマスローズたちよりも半月遅れで
可憐な花を咲かせてくれました。
小さくてか弱いけれど、美しく愛おしい表情です。

生命力がぐんぐんと溢れ出す植物に触発されたのか、
私は日課にしているヨガに加えて筋トレを始めました。
そして驚くことにたった数日で
学生時代のメニューをこなせるようになったんです。
自分でも一体何を目指しているのかわからないのですが、
「体は衰えているんじゃない、使わなくなっただけなんだ」
などと言い聞かせながら毎晩汗を流しています。

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ohinasama

娘が生まれ、私の母がだいぶ前から張り切っていたのが雛人形を買うこと。
百貨店の特設売り場を見てまわり、一目で心惹かれた親王飾り(一段の平飾り)を買ってもらいました。着物は正絹で鮮やかな茜色に萌黄。金色の屏風の前に並んでいながら、派手さよりも上品さを感じる渋い印象にまとまっています。人形のお顔も細面で優しい感じ。
狭いマンション住まいの我が家ですが、腰の高さの棚の上にちょうど収まるサイズです。

売り場では、立派な5段飾りや立ち雛、有名作家ものなどじっくり見てみましたが、それぞれ個性があって面白い! 店員のおばさまが関東はこうで関西はこうだとか、この作家さんはこんな特徴があるとか色々説明してくれて、なかなか楽しめる買い物でした。

私の子供の頃は、姉のために揃えられた5段飾りが家にありました。飾られていたのは私が5歳くらいまでだったような。どんなお雛様だったか全く覚えていないですが、三人官女や飾りのお道具で遊んだ記憶があります。

ちなみに、本来は雛人形というものは姉妹で共有するのは良くないと言われているそうです(身代わり人形という意味合いもあるため)。慣習を重んじるおうちで3姉妹なんて生まれたら大変ですね(笑)

高価な人形を買ってもらったので、日曜日に母と義理の両親を招き、ささやかにお祝いをしました。ちらし寿司と蛤の吸い物、その他いくつかのメニュー・・・殆ど母に作ってもらっちゃいました。全然御礼になってない(笑)

ガサツな私が、親となって初めて経験した初節句。
料理は適当だったし、桃の花飾り忘れたし、改善すべき箇所は多数。娘が成長して記憶に残るような年齢になるまで、私も少しづつレベルアップしながら毎年お祝いできたらいいなぁと思います。
思春期になったら「高い人形買うくらいなら、お金が欲しかった!」と言うのは間違いないと思いますので(私が反抗期の時はこういうこと言っていた)、生意気言わないかわいいいうちに私が楽しみます。


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明けましておめでとうございます。
皆さまにとって素敵な明るい1年になりますように。
私は腰痛にきくストレッチなぞして過ごしていましたが
初詣の御神籤で「大吉」をゲットしまして、
気分よくスタートを切りました。

昨日は、2015年の手帳をようやく購入。
ここ数年、見開き1週間のバーティカルタイプを使っています。
しかし現在仕事をしていないため、ご覧のとおり
特に書き込む予定無し。見事に真っ白です(笑)
こんな私に手帳なんて必要ないだろーと
夫の意地悪な声も聞こえてきますが、
いやいや、
手帳って新年の気分をあげるアイテムですよね?

真っ白な手帳を見ていたら、
予定がなく暇→なんでもできる!
と前向きな気分になってきました。
久々に、通信教育のCMに心ひかれています。

24時間×365日で8760時間。
家事やら育児をしなければならないとしても、
それはすべて私の時間。
(そして、今までどれだけの時間を無駄に過ごしてきたか思い返す。。)

とりあえず今週は、見たいテレビ番組の予定と
週末のお出かけの予定を書き入れてみました。
それでもまだまだたーっぷりと時間が空いている…
編みかけのワンコのセーターを完成させる時間も
書き込んでおかねば。

子供が寝てから、夜ワンコの散歩に行ったら、
足取り軽くいつもより長く歩いている自分がいました。
この調子で、「行動する自分」をサポートする手帳を
ガンガン活躍させたいなーと思います。
あと、今年の目標はナマで錦織君の試合を観戦すること!
叶いますように♪


20141208

昨年末に買った「日めくりことわざカレンダー」、
思った以上にトイレタイムが充実したので(^_^;)、
来年用に「日めくり四字熟語カレンダー」と
「これを英語で言えますか?」を買いました。
読んだ瞬間だけでも、その意を考えればヨシ♪

ちなみに、

2014年12月8日
「渡る世間に鬼はない」
世間には鬼のような冷たい人ばかりではなく、人情に厚い人もいるという意。「世間」を「世界」ともいう。
ことわざカレンダー

2015年1月1日
「不撓不屈」
どんな困難や苦しみにも負けないで立ち向かうこと。強い意志を以て成し遂げること。
四字熟語カレンダー

2015年1月1日
今日の課題「未年(ひつじとし)」
→1/2の答「Year of the sheep」
これを英語で言えますか? カレンダー

みなさんも、ぴったりのカレンダーと出会えますように。


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年間パスポートを購入して度々訪れている動物園があります。
名古屋市内の広大な森の中にある東山動植物園です。
先週末、紅葉が見頃を迎えた動物園は
凍える寒さにもかかわらず多くの人で賑わっていました。

世界三大珍獣のひとつコビトカバの背景は赤く染まり、
黒光りする体色とのコントラストがとてもきれいです。
とはいっても野生のコビトカバが暮らすアフリカの森林では
紅葉は見られないと思うのでこれはかなり不自然な画です。

考えてみると、この動物園には樹木や草花がとてもたくさんあるので
満開の桜越しにインドゾウ。
紫色のラベンダーに囲まれるキリン。
など、ある意味ちょっと奇妙な動物の姿を見られるのが
魅力なのかもしれません。
たぶん来園者の多くは季節によって変化するそんな風景を
楽しみにしている気がします。

そして、この動物園には植物園(というか森)があるのですが、
今回は息子と一緒に植物に関するクイズラリーをしながら
この植物園をほぼ半日かけて散策してきました。
10問あるクイズはかなり難問でしたがスマホ検索の力を借りつつ
見事パーフェクト賞を獲得し、花の種を頂いて帰路につきました。
足はパンパンになったけど実り多き秋の一日でした。

クイズラリーで印象に残った問題:
次の3つの中でキク科の植物はどれでしょう?

A だいこん
B レタス
C なす

答え:B レタス

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垣根の根元で勢いが良すぎて邪見にされるローズマリー。
何かに使えないと簡単フォカッチャを作り出して3か月。
このローズマリーで酵母も作れると知って挑戦したら、
酵母はできたものの、残念ながら1次発酵失敗にて、
今日の朝食は、つまったフォカッチャに(^_^;)

そもそもはじまりは、
天然酵母パン屋さんのフォカッチャ・ランチ。
何でも上にのせて美味なフォカッチャの魅力にはまり、
ネットで発見したレシピ「イタリアマンマ直伝!
混ぜるだけフォカッチャ♪
」は1次発酵のみ、成形ナシ!
本当に手間ナシ、失敗ナシ、美味しいと3拍子揃ったので
週1回作成するように。

試行錯誤の上、私のBEST配合は、
・薄力粉200g
・強力粉200g
・ぬるま湯360g
・オリーブオイル30g
・塩10g
・砂糖4g
・ドライイースト16g

そして、先日、
自家製酵母でパンを焼く」に図書館で運命の出会い。
天然酵母なんて難しいモノと決めつけていたけれど、
要は、材料に水と砂糖を入れて1日2.3回交ぜて待つだけ!
ズボラな私にもできると、早速挑戦することに。

自家製酵母でパンを焼く 自家製酵母でパンを焼く
四季おりおりの果物、ハーブで酵母を起こし焼くパンの作り方をご紹介。

初心者には「りんご」がおすすめと書いてあるなか、
難易度高くも、フンダンにあるローズマリーを選択。

1.液種作り
ローズマリーに水と砂糖を入れ発酵させ、
4日目で見事完成
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2.元種作り
液種に小麦粉と塩を加えて、毎日混ぜながら
8日目で見事完成

3.フォカッチャ作り
9日目、元種に水を加え、
小麦粉・塩・砂糖・刻んだローズマリーで
1次発酵のみでパン焼き。
本では、2次発酵と成形あり版だったが、
1次発酵すら失敗したが、そのまま焼いたら、
やっぱり膨らまず、目のつまったフォカッチャ。。
失敗作を反省しながら、しずしず食べたのでした(笑)

「自家製酵母で混ぜるだけフォカッチャ♪」
をめざし、がんばりま~す


felt

友達が、出産祝いに毛糸のおくるみを編んで贈ってくれました。
お返しは何にしよう?と考えていたところ、とあるカフェに飾られていたフェルトの犬のマスコットに心ときめきました。
そうだ!手作りの品には手作りでお返しを! 
ということで、彼女の愛猫をフェルトで作ってみようと思いつきました。
フェルティングニードルといわれる手芸で、羊毛をちくちく針でさして形をつくるものです。最近はマスコットのほか、コースターやラグ、わんこのネックレスになって売られているのを見かけます。

以前から気になっていたのですが、デパートのフェルティングニードル教室に申し込みをしたのに定員いっぱいでNG、また別のカフェで開催されている教室にも日程が合わずに参加できず。それ以来きっかけを失っていたのですが、今回はすぐにマニュアル本と材料をオンラインで購入。

写真は、ちくちく針を刺す前の羊毛です。
まずは基本のまあるい玉づくりを練習、それからうちの犬でも練習、その後が本番の友人の猫、という段どり予定。本番にたどり着くまでにいったいどのくらいのテストサンプルが必要になるのかしら・・・?

とりあえず不細工でもいいから形にしようと思います。

こんなふうに手芸心がわきたつのは、秋が深まってきたからでしょうか。本格的に寒くなる前に愛犬のセーターを編みたいし、友達がくれたおくるみの作り方も習いたいし、フェルトもいろいろ形にしていくのは楽しそう。
そんな話をしながら盛り上がった友達と、「手芸部やろー」ということでゆる~く意気投合しました。あったかいお茶でも飲んでべらべらお喋りしながら自宅で手芸活動。とっても平和な女の楽しみですね。考えるだけでもほっこりします♪

お喋りがメインになるのは目に見えてますが、ほっこりついでに自慢できる作品ができるといいなぁ。


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朝晩はぐっと冷え込むようになりました。
10月も半ばになると、夏が去りゆく寂しさはすっかり消え、
完全に「秋」を満喫したいモードになっています。

私の人生はもうとっくに後半戦を迎えているのですが、
季節に敏感でありたいという気持ちが年々強まり、
自然の変化を見つけに外に出て行くことが
どんどん増えているような気がします。
すでに残りの人生を惜しんでいるのか..。

以前は「どの季節が好き?」と訊かれたら
その時の気分で春とか秋とか答えていたけれど、
いまは迷いなく「どの季節もぜんぶ好き」と答えます。
私はとにかく日本の四季がとても好きです。

で、先日久しぶりに奈良に行きました。
いつでもどこでも観光客で賑わう京都に比べ、
奈良はのんびりしていてゆったりと時間が流れています。
適度な数の観光客にも心にゆとりが感じられて、
気分よく散歩ができました。

そんな中、お寺の脇にある楓はほんのりと色づき
秋本番を迎える準備をしているようでした。
この、まるですももキャンディのような色合いが
とても可愛らしい、というか美味しそう。

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もうひとつの秋、海辺で拾った松ぼっくり。
以前から「ぼっくり」って何だろう?と思っていたのですが、
正式には「松陰嚢(まつふぐり)」というらしく、
それが転じて「松ぼくり」→「松ぼっくり」となったようです。
すなわち、形が睾丸に似ているということ。
何だか松ぼっくりに抱く印象が変わってしまいそう(^^);

そう言えば、春に野に咲く「いぬのふぐり」を思い出しました。
小さくて可愛らしい青い花からは想像もできませんが、
こちらも実の形が犬のそれに似ていることが由来だそうです。
昔の人の想像力は豊かなのか、そうでもないのか、
よくわかりません..。

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amazake

数か月前に出産しました。
高齢出産で問題勃発、なんだかんだと大変でお休みしていたため
久しぶりの投稿です。

うだるような暑さの8月、初めての子育てをしている
体力のない嫁を心配したのか、
義母が手作りの甘酒をもってきてくれました。
甘酒が健康と美容に良いというレシピ付き記事のコピーとともに。

そのまま薄めて飲んでも良いのですが、
私は豆乳で割ってホットでいただきました。
なんとも自然な甘みで美味しい!
それは、麹を発酵させてつくるもので、
初詣などでおなじみの、酒粕バージョンとは違う味わいです。

記事によると、お腹の調子を整えたり、お肌がしっとりしたり
栄養も満点。普通に飲んだり、スープに加えたりして
日常に無理なく取り入れられる。
甘みがあるので、スイーツ好きな私の嗜好も満たしてくれる!

慣れない子育てにぐったりで、そもそも苦手な家事はろくにせず、
食事も適当に済ませていたため、
「飲む点滴とも言われる」なんて記事を読んで、
ビビビッと反応してしまいました。

作り方は・・・
鍋でおかゆをつくり、水を加えて少し冷ましてから
乾燥麹を入れて混ぜ、鍋をタオルで包んで(保温状態で)、
2~3時間放置。
以上です。
興味のある方は、分量などは検索してみてください。
ちょー適当な私でも、失敗なくできましたので誰でもできます。
乾燥麹も、近所のスーパー2店舗をチェックしましたが、
どちらでも販売していました。

甘酒、ちょっとブームなのか?冷たい缶ドリンクでも
発売されたりしてますね。
市販の缶甘酒もぜひ試してみたいです。

相変わらず食事は適当。
でもこの2か月、甘酒の豆乳割りだけは欠かしていないおかげか、
子どもは私の母乳を飲んで元気に育っています。

毎年乾燥で粉をふく私の肌、今年の冬はどうなるか?
甘酒効果でしっとりしてくれるかどうか、見守りたいと思います。