Archives for category: 水無月

新緑の季節、庭の植物は鮮やかに発色しています。
常緑樹のシマトネリコとユーカリはムクムクと背を伸ばし、
IMG_0776

 

その足元には2年目のブルーサルビア。IMG_0748

 

グランドカバーのヒメイワダレソウは
楽しげにポコポコと花を咲かせています。IMG_0750

 

このヒメイワダレソウ、
一見地味だけどズームするとかなり可愛い。IMG_0746

 

新入りのサルビアは“ファイヤーセンセーション”と、
とても暑く熱い名前が付けられている。IMG_0783

 

うちの庭で最も高価なクレマチス。
今後どうやってツルを誘引するかを模索中。IMG_0741

 

梅雨といえば何といってもアジサイ。
アナベルは年々株が太り、
ほったらかしなのに今年も素敵に大輪を咲かせてくれた。IMG_0753

 

そして母の日にもらったアジサイもまだまだ元気。
うっとうしい雨の日が一番美しく見えるから不思議だ。IMG_0738

 

でもこの鉢植えのアジサイをリビングに飾って約ひと月、
ナメクジの足跡(?)がそこらじゅうにあることがいま発覚!
どうやら鉢の中に潜んできたナメクジが
夜な夜な周辺を俳諧していたようだ…。
背中にじっとりと冷や汗をかきながら、
速攻リビングから庭へと鉢を移動させました。
皆さんもお気をつけあれ。


20150608

自治体の広報誌に、公共施設での「お茶会」発見。
先着順、初心者歓迎、白い靴下のみ、一人400円と
気楽に参加できる印象を持ちました。
久しぶりに、たてていただく抹茶・お薄を
飲みたいと、ふらっと一人で参加してみました。

服装は、
お着物の方も、普段着の方もいました。
本来は持参した足袋にはきかえるものだそうですが、
私は唯一必須の白い靴下を最初からはいていき、
足をくずしても目立たない長いフレアスカート。
アクセサリー・香水はいつもつけていないのでOK。

持ち物は、
扇子・懐紙・菓子切を持っていくものらしいのですが、
「白い靴下」のみを真に受けて、手ぶらでした。
ところが、一緒に席に入った15人中、
なんと私以外の方は皆持参していました。。
お菓子をとれない私には、スグに懐紙と楊枝が(^_^;)

受付で、
400円を支払って、控室でしばらく待機していると
次々と老若男女がやってきました。
素養のある雰囲気のある方が殆どで、もしや場違い!?

席入りは、
案内にしたがって、皆さんは扇子・懐紙・菓子切を手に、
私は手ぶらで、こわごわ最後に入りました。
茶釜にもっとも近い席は正客という偉いお客様が座り、
本来は亭主とお道具についてのお話するようですが、
初心者だけれども唯一の男性が座りました。

練切の和菓子は、
青い紅葉を形作った、美味なお菓子でした。
亭主のながれるようなお点前でいれたお薄は、
正客と次客のみへ。その他の方には、
奥で既にいれたお薄が配られました。

私には夏用の平べったい撫子のお茶碗に、
ふっくらとたてられた美味なお抹茶。美味しい!

お点前のあとは、棗(お抹茶入れ)や茶杓を拝見。
質問できる素養もないけれど、きれいなお道具でした。
これにて、大和撫子体験も無事終了。

しびれて立てなくなる恥ずかしい事態にはならずに、
美味な和菓子とお茶を堪能できて、大満足。
また広報に目を光らせて発見したら、
今度は一夜漬けでも「入門」を読んでから、
参加したいと思います。


kirin

先日、何十年ぶりかの上野動物園に行ってきました。
動物は好きなので、動物園、水族館は好きなレジャースポットです。
大好きなゴリラは毎週でも見に行きたいくらい。
その他シロクマの迫力やハダカデバネズミの気味悪さ(ずっと見てるとかわいく思えてくるから不思議)を堪能しました。

しかし、今回心に残ったのは・・・
動物たちがかわいそうという思い。
動物たちの目線で感情移入してしまう瞬間が多くありました。

都会のど真ん中に動物園があるおかげで、世界の珍獣にいともたやすく会いに行けるこの環境。私たちは楽しく勉強したり癒されたりできるわけですが、肋骨の浮き出たトラは同じ場所をうろうろと歩き回り、ライオンは掠れた声で鳴き続けるという、ストレスたっぷりの姿は私には悲しいものでした。

昔ある大学の先生が「動物園や水族館に行くことは、動物を虐待することと同義」と言っていたことを思い出します。当時はたいして心に響かなかったけど、今は犬を飼い始めたせいでしょうか、すごく響きますね。いや、もう殆ど罪悪感に近い。

かといって、ゴリラ見たいし子供も連れて行きたい。
動物園には存在していて欲しいです。

ビジネスとか地域振興とかそういう観点はとりあえず無視して、もっと動物園の数をしぼった方が良いんじゃないかな?というのが今の私の考え。広大な敷地を確保できる場所のみ営業可とか、面積・地形に応じて動物の種類を限定するとか…
イルカショーを開催できる施設も絞られることになるので、話題のイルカ問題についても頭数面はクリアできるのではないかと。

なぜイルカばかり厚く保護を求められるのか?
保護されるべき動物はどこまでを指すのか?魚は?
そもそも動物園・水族館の存在意義とは?
動物愛護とは??
食肉はどうなのよ???

などなど、イルカ問題は様々な議論を巻き起こしているようですが、
ここらで一つ、大きなテーマとして動物愛護とか人間社会とのバランスとかいったことを、国として考えるべきなのかなと思います。

愛犬の散歩さえさぼりがちな、潔白ではない私が、
動物園をきっかけに人間のエゴや矛盾について考える。
動物たちの犠牲のうえに成り立つ、動物園の一つの意義。
あーー、やっぱり少し心が痛いです (>_<;)


20140630

ゴミからカボチャが発芽 と4月に書いて2か月。
かぼちゃは順調に育ち、1mを超えました。
種を買い、隣に植えたツルナシインゲンは
よく育たなかったのに、ゴミかぼちゃは
花も咲きだして、その強さに驚くばかり。

コンポスト かぼちゃ
と検索すると、たくさんのページが表示されます。
ゴミからかぼちゃが発芽することは珍しくなく、
大収穫を得ている方もいらして、うらやましい限り。

次は、かぼちゃの受粉。
雌花と雄花の開花のタイミングがあい、
受粉に適する早朝に虫が飛んでくくるとOK。
雨や気温が低いと受粉できず、そのまま枯れるだけ。。

そこで、一般的には人工授粉。
雌花と雄花が同時に咲いたら、
早朝、雄花の花びらをむしりとっておしべをむきだしにして、
雌花のめしべににチョンチョンとこするつける、そうだ。

ここまで大きくなっただけで、かなり満足なのだけれど、
せっかくなら食べたい、という欲望に素直に従おう(^_^;)
次には実のご報告ができることを祈って。


20140623

使い慣れたモノが好き。
でも、新しい挑戦をしないと留めなく退化していく予感(^_^;)
昨年秋、XPサポート終了を目前に、10年PCからの買替で、
あえて、操作の差異が大きいwindows8を選び、
マウスに別れを告げ、ポインティングスティックにした。

結果は、
かなりストレスがたまる日々だった。
なかなか慣れず、XPとマウスへ未練タラタラな上に、
原因不明のトラブルで、OS再インストール一度、
つい最近は「g」「h」キーが全く反応しなくなり、
メーカーへ引き取ってもらって、キーボード交換と、
自分の選択を後悔したことも数知れず。。

でも、苦節8か月、
なんだかんだ言いながらも、慣れてきた。
中央の赤いボタンでマウスカーソルを操作して、
windows8らしい動きと、XP的な動きを混ぜつつ、
いつ何時何があってもいいように、USBにバックアップ。

デジタルネイティブな子供には笑われるが、
「自分で自分をほめたい」(笑)


2__

 
昨年の夏に卵から飼いはじめたメダカは現在20匹。
この春、初めての繁殖期を迎えました。
冬の間はまだ体が小さくて頼りなかったメダカたちも
気候が暖かくなるのと同時に餌をもりもり食べるようになり
だいぶ大きく立派になりました。

とは言え、まだまだ子どもサイズなので
繁殖行動などできるはずがないと思いこんでいたら、
5月半ば、いきなり水槽の中に一匹の稚魚を発見!
慌てて周りのメダカたちを見てみると、
数匹のメスのお腹には小さな卵がゆらゆらと付いています。
そして目を凝らして観察を続けると、
オスとメスがマニュアル通りにちゃんと繁殖行動している…。

子どもだとばっかり思っていたら、
いつの間にか大人になっていたんだ。
私は娘を想う父のような心境になってしまいました(^^;)

でも、その後メダカはじゃんじゃんと卵をうみ続け、
しんみりする間もなく稚魚の救出に追われる毎日。

メダカは産んだ卵や稚魚を食べてしまうので(!)
飼い主が積極的に繁殖をさせたい場合には
産まれた卵を水槽からこまめに取り出し、
別の場所で孵化させ育てなければなりません。
私の場合あまり増えすぎても困るので、水槽内で誕生した
稚魚を発見した時のみ救出して育てることにしています。

しかしながら救出した稚魚は3週間であっという間に30匹。
プリンのカップにサイズ別に分けています。1__

 

この稚魚たちが順調に育つと、また大きな水槽が必要です。
息子には「お母さんメダカ屋さんになれば?」
旦那には「庭に池でも掘るか?」と言われました。

繁殖行動は夏の終わりまで続くとのこと。
小さな命が消えて行くのは胸が痛むけれど、
そろそろ自然淘汰の道を選ぶべきかもしれません。

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20140609


薪能(たきぎのう)は、春から秋の夜間に、
神社仏閣や公園などでかがり火を焚いて行う野外能。
近所の神社で毎年行われる薪能に先月初めて行って
「幽玄」という言葉を感じることができました。
そして、次の憧れ「海をのぞむ薪能」に出会いました。

天気に左右される薪能。
日頃の行いのおかげか?、お天気に恵まれ、
演目で演じられた現世から死を、夕焼けから星空と、
闇の移り変わりとともに、美しさを堪能しました。
開放的な野外の静かな夜に燃えるかがり火と趣あふれ、
高校生の課外授業「能」に熟睡して以来の初心者にも
存分に楽しめました(^_^;)

熱海・MOA美術館薪能
このポスターに運命の出会いです。

夏の夜を幻想的に彩るかがり火と、舞台後方に広がる雄大な相模の海。そして、海上を照らす月の光…。
MOA美術館の薪能は、大自然の雄大なロケーションを生かした舞台で演じられます。

残念ながら、今年は行けません。。
来年は行こうと、既にカレンダーに書き込みました。

皆さんのお近くでも、きっと薪能が行われています。
夏のおすすめイベントです。


20140602

10年乗っているママチャリ、
10年使い続けた前輪が3日で空気がぬけるように。。
アルミの軽いスポーツタイプの自転車に買替たいものの、
ママチャリの躯体がしっかりしているので
申し訳なさが邪魔をして決心がつかない(^_^;)

そんな迷いの中、家の手前で後輪がパンク!
翌日は週末だったので、買替も真剣に考え、
自転車サイトをはしごするも、心が定まらない。

週末に自転車屋さんでパンクをなおしながら、いろいろ質問。

Q:前輪タイヤを交換するといくらか?
A:4600円

Q:前輪と後輪タイヤの寿命は?
A:前輪は後輪の2倍もつ。この自転車の前輪は10年たっているので、よくもった。後輪は一度交換しているので、もう少し大丈夫そう。ただ、ここで前輪を交換すると、もう一度は後輪も交換することになる。

Q:タイヤ交換と買替はどちらが多い?
A:躯体の状態による。この自転車はまだまだ乗れる。でも、軽い自転車に乗りたいなら、タイヤ交換を迫らたときがいい。もし前輪がパンクしたら、交換しなければならないだろう。

きけばきくほど、迷ってしまう。。
結局、後輪のパンクだけをなおしてもらい、
前輪にもパンパンに空気を入れてもらって終了。

週明け、快調に自転車をこいでいたら、
段差がある個所をぬけたとたん、ペダルがどっと重くなった。
前輪の空気がかなりぬけてしまったもよう。
だましだまし乗り、帰りに昨日の自転車屋さんへ。
「もう限界ですね」

平日に自転車は不可欠だし、スグに新しい自転車も決めかねる。
運命と観念して、前輪タイヤを交換することにした。

少しでも軽くしようと、キャリア(子供乗せに不可欠だった)と、
後輪カバー(子供の足やスカートの巻き込み防止用)を外してもらった。
外し代500円追加で5100円のところ、2日間連続割引にて5000円也。
しばらく乗ります♪


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寝苦しい夏の夜を、冷房ナシで過ごすため、
夕方からの家中の風通しをよくしたい!
ブラインドシャッターに加えて、
夜間の卓越風をキャッチすればいいと学んだ。
卓越風(たくえつふう)とは、ある一地方で、ある特定の期間
(季節・年)に吹く、最も頻度が多い風向の風。

そもそも、ウチは、夏の夜、風がどう吹くのか?
気象庁 > 気象統計情報 > 過去の気象データ検索 に答えはあった。
ウチは隣家が迫っている北西がキーらしい。

尚、気象庁よりも、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構
(IBEC)の「蒸暑地版 自立循環型住宅への設計ガイドライン
3.1自然風の利用・制御 気象データの公開」の方が
まとまっていて、わかりやすかった。

今まではこの隣家が迫った壁面の引違い窓からは
あまり風はなかった。どうすればいいのか?
「外開き窓」に種類を変え、開きを北西にむければ改善できる!

今までは引違い窓。
最も一般的に使われている横引き窓の一種。家と家の間を風が通り抜けてしまうことが多く、せっかくの風がなかなか家に入ってこない。また、ガラス面積が大きく開閉面積が大きく隙間が生じ易い。断熱・遮熱性能からすると厳しい点もありますが、最近は改良が進み断熱性能が向上させたサッシがある。

今度は外開き窓。
左右どちらか軸にして一方に開く窓。家の外に突き出す形となるため、風の流れを変えて、家に取り込むことができる。通風・採光に有効なうえ気密性もよい為、横幅が狭い窓に重用されている。片開きと両開きがある。標準品が片開きだったため、北西に向きに指定した。

効果はいかに?
前よりも風がはいってくる「気」がする(^ ^;)
7月、8月に大いに期待♪


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京都市左京区にある知恩寺の境内で毎月15日に開催される
「百万遍さんの手づくり市」に行ってきました。
作り手が即席の店舗を構えて作品を販売するイベントで、
26年前に誕生したときには6~7店舗だったものが
現在では450もの店舗がひしめき合う盛大な市となりました。
雑貨好きの友人からこの噂を聞いて以前から行ってみたかったのですが
ようやく実現。その友人と女ふたりの日帰り京都旅を強行しました(^o^)/

当日、気合を入れて早起きをし開場直後に到着したにも拘わらず
境内はすでに人の波ができていて熱気が伝わってきます。
そして驚いたのが店舗の多さ。450店舗とは聞いていたけれど、
閑静なお寺の境内がテントでぎっしりと埋め尽くされいる景色は圧巻でした。

売られているものは、ガラス工芸品、陶器、革製品、お菓子・・・、
中でも一番多かったのは洒落たデザインの布で作られた小物や洋服などです。
どれも京都らしく上品で素敵なものばかりでした。
3時間たっぷり歩き回って私が購入したのは、コーヒーカップ、お弁当包み、
コースター、たわしなど。珍しく失敗のないお買いものができて大満足です。

そして私が何より気持ちがよかったのは、
ひとつひとつの作品に作り手の想いが込められているのが伝わってきたこと。
どの店主も作品を客に売るときに「ありがとう」のあとに必ず付け加えます。

「このお弁当包みは結びやすさにこだわってデザインしたんですよ」
「飽きないようにリバーシブルにしてありますからね」
「このコーヒーカップは汚れが付きにくいから長く使ってやって下さい」

こんなことを言われたら、これから大事に使い続けなきゃという気になります。
このイベントが26年も愛されている理由のひとつはこれなんでしょう。
一方、作り手から手渡しでものを買うという行為は今の生活では皆無に等しい
ということに気づかされて少し寂しい気分にもなりました。

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